アップル、元Googleのトップ級AI開発者を雇用。敵対的生成ネットワークの生みの親
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注目のコメント
えー!これは衝撃的。
一体どんな給与や条件を提示したのか気になります。
GANは絵画や人の顔の生成が有名ですが、本質はそこではない。生成器と判別機が切磋琢磨して「それっぽい画像」を生成することができるようになるのが本質です。例えば、自動運転のモデルを作るには様々なシチュエーションの動画が必要になりますが、コスト的に無理だし危険な映像はそもそも撮れない。悪天候の映像などはそもそも希少ケース。CGだとたくさん映像作れるけど実写とは程遠いクオリティー。そんなとき、例えばCGの画像を実写「っぽく」変換できたら、問題は解決。すごい技術なのです。(これはほんの一例)
ちなみに、イアン・グッドフェロー氏は国際会議などで「一緒に写真とって」とお願いすると、気軽に応じてくれる気さくな人物。アメリカでは必要な人材には、例え部下がいない個人プレイヤーでも本部長や役員クラスの報酬を与えます。引っこ抜かれてSenior staffからDirectorになってるので、給与は2、3倍になってるはずです。マネジメントばかりが能力ではないので、このあたりほんと臨機応変です。
ある意味でかなり衝撃的なこと。AppleはAI分野の技術はそれほど高くはなかったはずだけど、これで一気に遅れを取り戻す可能性がある。
この手の引き抜きは一人にとどまらず、他の優秀な研究者を引き寄せる効果があるので、表面的な部分だけを見てはならぬ。