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【猪瀬直樹】夏目漱石は“マーケット”を意識していた

NewsPicks編集部
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    作家、日本維新の会・参院幹事長

    メディアにお騒がせ女というカテゴリーがあるのかわからないが、フェミニズムの元祖と教科書では扱われている平塚らいてふは近づくには危ないタイプだった。マーケットが求めていたのは週刊文春的ネタであった。しかしそれだけではフリーランスの作家の時代に至らない。そこをどう突き破っていくか、次回以降もお楽しみに。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    夏目漱石が、日本で「男女交際」もしくは「恋愛」を書いた最初の一人であった、ということですね。「男女交際」は、欧米から日本に輸入されたものですが、しかし、19世紀末の日本人に体験され、激しい衝撃とともに日本人自身の骨肉といえる価値になっていきました。
    『三四郎』は1908年、
    森鴎外の『舞姫』が1890年、
    田山花袋の『蒲団』が1907年、
    『舞姫』の方が早いともいえますが、『舞姫』は、まさに西洋の衝撃の体験で、日本人が為した恋愛、というのとはまた違います。
     樋口一葉が1895年に『たけくらべ』『にごりえ』を出しています。そこにあったのは、日本の庶民の男女関係で、おそらく江戸時代にもあったのとさほど変わらない、しかし、当時の日本社会ではまだ大勢を占めていた男女関係でした。
     1901年には、与謝野晶子の『みだれ髪』が登場しました。当時はセンセーションを巻き起こしましたが、むしろ和歌の伝統からそう遠くないもので、与謝野晶子という人は日本の古典に根を張っていた人です。
     小説家というのは、大江健三郎が『飼育』、村上龍が『コインロッカー・ベイビーズ』を書いたように、その時代の新しいことを描きます。時に先取りして、預言者的な役割も果たします。小説は読者に衝撃を与えようとすることがあり、多くの人にとって衝撃的なこととはその時代の新しいことなので、当然のことです。


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    株式会社ロケットスター 取締役 共同創業者

    名作や古典を読んでいていつも考えるのは「なぜ今これを書こうと思ったのか」意外に俗っぽい理由なんですね。後世から見ると普遍の真理みたいなものを想像していましたが、その時代の空気はその時代にいないとわからないもの。


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