【蛯原健】世界のイノベーションの鍵は「インド」が握っている

2019/3/8

テクノロジーが世界を変えるー。その流れは近年ますます加速している。

アメリカと中国がテクノロジー大国として対立を深め、「米中テクノロジー冷戦」などの事態が生じたのは記憶に新しい。

果たして、今後世界はどこへ向かうのだろうかー。

それを読み解く手法の一つとして、リブライトパートナーズ 代表パートナーの蛯原健氏が提唱する「テクノロジー地政学」がある。

テクノロジー地政学からどんな世界の姿が見えてくるのか、蛯原氏に聞いた。

人類の歴史を作ってきた「テクノロジー」

──蛯原さんは、アジアや世界各地のテクノロジーの動向を踏まえて、政治や経済など様々な情勢を分析しています。それを「テクノロジー地政学」と述べられていますが、なぜテクノロジーを切り口に世界を見ているのでしょうか？

コメント

注目のコメント

• 宇佐美 進典

  CARTA HOLDINGS 代表取締役会長兼CEO

  ・2019年03月08日

  まさに。中と外の垣根はどんどん低くなり、境界線は曖昧になってきている。だからこそ市場を再定義して、自社を再定義する事が求められてる。
  
  『NewsPicksのコメントでもよく書いていますが、もう「インターネットの中」の勝負は終わっています。
  米中7社の寡占、これでネットの中は大勢は勝負あった、です。
  では日本企業はどこに勝機を見いだせばいいのか…。「インターネットの外」です。』
• 任 宜

  SmartNews Inc. 取締役CSO

  ・2019年03月08日

  蛯原さんの言うことはジェネラルには正しいと思います。
  
  ただ、世界No.1を取るなら、アメリカか中国の最低片方は抑えないといけない。
  要は何を目指すか。
  
  僕はどうしても世界No.1になりたいので、一番険しい「アメリカも中国も」をいつかやりたいと思ってます。
• 陳 言

  日本企業（中国）研究院 執行院長

  ・2019年03月08日

  アメリカにいるインド人を注目していいのか、
  それともインドにいるインド人を注目すべきだろうか。
  たぶんインドにいるインド人、インド経済は、ほんとうに注目されるまでにはまだ時間がかかる。
  その前の段階としてアメリカにいるインド人を大いに注目すべきかも。