パナソニック:テスラの中国工場向け電池、米国から供給へ-報道
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真とすれば、先日のトヨタとパナでEV電池合弁(①)というのが文脈だろうか?
この合弁にはTesla(ギガファクトリー)は入らない。そのなかで中国にあるパナの電池工場はTesla専用ではない。一方で、コストとしては輸送コストもかかるし、関税コスト(及び関税が貿易摩擦で変動するリスク)も抱えるし、どの電池を使ってよいかという政府規制に伴うホワイトリストリスクもあるだろう。
今月起工したTeslaの上海工場(②)については、元は車両だけでなく電池もという計画(③)。
①https://newspicks.com/news/3608460
②https://newspicks.com/news/3578198
③https://newspicks.com/news/3000912パナソニックは「テスラの中国工場への当社製電池の共有についてはさまざまな可能性を検討している」とのこと。
また同じタイミングでトヨタ連合へのバッテリー量産計画も発表しており、どちらも2020年。この辺の舵取りは、思惑を隠しつつテスラもトヨタもとなるか?中国政府といったカウンターパートも有り高度な交渉力が求められる。
一方で、現段階はパナソニックが意思決定出来る立場にあるとも言えるので、交渉のカードを幾つ用意していつ切るのかなど面白くも有り、今後の行く末を占うことになる大きな賭けにもなるでしょう。焦らない焦らない。
『パナソニック広報担当の刑部智恵子氏は報道について、「テスラの中国工場への当社製電池の共有についてはさまざまな可能性を検討しているが、現時点で決定した事実はない」と述べた。』