• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

関心高まる「ケトジェニックダイエット」 今年より身近な食事法に

14
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ケトジェニック(Keto-genic)というのは、「ケトン」を「うみ出す」という意味のある言葉です。ケトン体というのは馴染みのない言葉かもしれませんが、皆さん少なからず身体の中で勝手に作っているとても大切な物質です。

    脳という場所は、空港の中みたいなところで、身体の中にあるすべての物質が届けられるわけではなく、そこに届くものがスキャンされてあらかじめ選ばれるように作られています。栄養素として届けられるのは、実はブドウ糖とこのケトン体だけで、他のあらゆるものは空港の検疫のようにふるい落とされ、届けることができません。このため、ご飯が取れずブドウ糖が足りない状況になると、身体は余った脂肪から慌ててこのケトン体を生み出して脳に届けるのです。

    ブドウ糖が足りない状況は炭水化物を極端に制限すれば作り出せます。それこそがまさにこのケトジェニックダイエット。ブドウ糖の原料となる炭水化物を極端に制限し、他のものでお腹を満たし、脂肪をケトン体に分解させようというわけです。

    これを半年間律儀に頑張って続けると、他のダイエット方法より体重を減らせる可能性が示唆されています。一方で、律儀に続けるのはつらくなってくるのか、身体も順応してしまうのか、1年経つと元どおりというのが現時点で最も大きな研究からの報告です。

    そもそもこれは口に入れるすべての食品で律儀に守らなければ研究の通りにはならず、一部のスナックをそれに置き換えることにはほとんど何も意味はありませんし、そもそもケトン体は生まれないでしょう。しかし、この手の魔法のような言葉は「身体にいいことをしてるな」感を我々に授けてくれるので、商売繁盛、名前勝ちでよく売れることでしょう。ケトジェニック、なんだか効きそうですよね。

    ちなみに、アルコールをたくさん飲むことは、そのようなスナックよりはるかにケトジェニックなのですが、ダイエットにならないばかりか、生命にもかかわりますので、とにかくケトン体を増やせば健康になる!などといった誤解はやめてくださいね。何事も考えて賢く行動せねばならない、ということです。

    そういう私も、夕飯を食べ損ねたので、今頃ケトジェニックかもしれません。


  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    最後まで読んではいませんが、体重の減少をエンドポイントとすると、糖質制限も脂肪制限も基本的には同程度の効果しかありません。

    津川先生の栄養の話のように、茶色い炭水化物に変えてみては??


  • badge
    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    普通が一番ですね。

    医療の世界でもあることですが、この治療が奏功しそうだとして始まった治療法が、数年すると研究結果がでて、無意味もしくは害になると報告されることがあります。

    健康に関しては、あんまり新しいものに飛びつくとむしろ害になる事がありますので、お気をつけください。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか