株価 “アップルショック”で大幅下落 NY株式市場
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アップルショックという名前が付けられていますが、もちろんアップル単体の要因(スマホ市場の飽和等)はあれども、基本的にはシクリカルに世界経済がピークアウト局面にあること、その上で利上げや米中貿易戦争の影響が真綿で首を締める用に効いていることが重要かと思います。
今回はアップルの業績という分かりやすい形で顕在化しましたが、今後は別の企業そしてマクロ経済指標という形で同様のネガティブサインが出てくる可能性が高いと思われます。アップルの株価は、
この夏頃の最高値227ドル程度から、
現在は、142ドルにまで下がっている。
既に夏頃から、アメリカの知人達の
話題となっていたが、下落がずっと
続いている。
株価収益率も11.65まできているので
先行きに明るい展望が持てないと言う
レベルだと思う。
そして、GAFA全部が、今下がっている。
最も、そのいずれの企業もここ数年
異常なまでの株価上昇をしてきたので、
調整と言う事なのかも知れない。
それとも何か、大きな転換点とみる事
も出来る。
GAFAにこれ以上の成長を期待する事が
難しくなってきたと市場が感じている
のかも知れない。景気サイクルとITサイクルは必ずしも同時並行ではない。ITサイクルで言えば、2017年には終わっていたとの見方もある。しかし、それでも市場はIoTやらVRやらと更に先の技術やサービスを織り込み、ITスーパーサイクルとして、この分野のサイクルは新たな段階に入ったと評価してきた。しかしながら、やはり現在までのところ、グーグルホームやアレクサなどのヒットはあるものの、スマホを上回る革新的なものは登場していない。従ってスマホがダメなら総崩れ、そんな構図になっている。今回はたまたま、世界経済の減速という大きなテーマとぶつかったが、そうでなくともIT関連の調整は避けられなかったかもしれない。