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【高橋和夫】鍵を握るイラン。アメリカ、サウジの危ういチキンゲーム

NewsPicks編集部
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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    2019年の国際情勢でも話題となりそうな中東情勢について、イランの視点から中東専門家でテレビやラジオ出演多数の高橋和夫先生に寄稿を寄稿を頂きました。国際情勢は大国の視点がもちろん大切ですが、その「逆照射」としての視点から読み解くことで理解できることが沢山あります。イランはその一つの好例と言える国です。本稿では、イランをめぐるアメリカ、サウジアラビア、イスラエルとの思惑から論じています。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    イランで昨年から現在に至るまで続いている抗議行動を見ると、確かに電力と水、特に水についての要求が多いようです。水が不足すると飲料水はもちろんですが、農業生産や衛生環境にも大きく影響します。すでにそういう影響は広く現れています。水が不足している原因は天候のせいもありますが、長期的な傾向であり、川でも湖でも30年以上に渡って水量が減り続けています。同様の傾向はイラクやシリアでも見られ、すでに紛争の大きな原因になっているといえます。米国の経済制裁がなくても起きた問題です。
     農業生産や衛生・医療の問題は貿易で克服できる部分もあるので、問題の解決については米国の経済制裁も関係はあります。水や電力も他国との関係で何とかできなくはありませんが、隣接した国(アフガニスタンやイラク)にイラクに十分な電力を供給できる国はありません。むしろイランが電力を供給する側であり、イランがイラクに電力を供給できなくなったことで、イラクでは抗議行動や暴動が起きています。水問題もイラクの方が深刻です。水量が減ると川で汚染が蓄積されるようですが、何万匹もの魚が水面に浮かび上がるということが起きています。どうも金属か他の化学物質による汚染が原因のようで、水俣病やイタイイタイ病に類似した症例が数万人の単位で現れています。
    https://gulfnews.com/world/mena/thousands-of-carp-die-in-mysterious-circumstances-in-iraq-1.2297033
    結局イラン国内で何とかするしかないのですが、石油精製や用水のために他国企業の参加があった方がよいでしょう。
     イランの体制は、水問題を解決できなければ、徐々に追い込まれていくでしょう。イラク、シリアあたりでも今後水問題を遠因とする混迷は避けられないでしょう。


  • 中東 出羽守 エネルギー関連

    > イランは、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの指導者の政治力の低下を笑って見つめていればよい。しかしながら、イランに無限の時間が与えられているわけではない。

    イラン側に、笑って見つめられる余裕はないかなと。イラン以外の国々がどうこうなっても、アメリカによる二次制裁は揺らぎません。イラン側が何がしかの形で折れない限りは、状況変わらないでしょう。アメリカはそれを待っていれば良い。折れないならそのままというだけ。

    核開発に走るという選択は無いと思っています。未だに核合意基準でIAEA査察受けてますから。真面目。

    あと、イランリアル・ドルの為替推移ですが、文中で使われているのは公定レートだけですね。これは昨年4月に突然1ドル=42,000リアルに固定されてそのまま、一方でマーケットレートは昨年10月頃に18万リアルとかまでいきました。今は大分落ち着いて1ドル=10万リアルくらいです。


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