【沼田尚志】“非連続な出会い”が、イノベーションを生む

2018/11/2
好奇心を抑えられず新天地へ
──話を現在に戻します。2017年、NTT東日本からヤフーに転職しましたね。
沼田 前職のNTT東日本で年数を過ごすうちに、「35歳でこうなって、40歳でこうなって……」という未来が、なんとなく見えてしまった。それは私にとっては、刺激的とはいえないものでした。
NTT東日本では、散々だった新人時代を職場の皆さんに温かく支えてもらいましたし、当時は安定を求めて入社したので、とても感謝しています。時間を巻き戻しても、ファーストキャリアはおそらくもう一度、NTT東日本を選ぶでしょう。
ただ、自分の好奇心を大切にしたいと思いました。私は病気になったことで友達がゼロになったので、根底には「友達を作りたい」という思いが強くあります。
「しんびじ」を作ったのもその思いからですし、仕事においても新しい環境で新しい人に出会い、新しい経験をしたいという好奇心を抑えられませんでした。
沼田 尚志(ぬまた・ひさし)/スーパーイノベーター、ヤフー株式会社 社会貢献事業本部
──大企業ではイノベーションが起こしにくいと。