【沼田尚志】障害があるからこそ「圧倒的に幸せな人生」を歩む

2018/11/1

圧倒的幸せのための「やりすぎ」

沼田 障害があると「普通の幸せな人生」を送るのは難しい。だから「圧倒的に幸せ」になるしかないと言いました。
では、そのためにはどうしたらいいか。それは、好きなことを「やりすぎる」こと。好きなことが見つからなかったら「できること」でも構いません。とにかくやりすぎることです。
──やりすぎる、ですか。
「好き」「できる」を突き詰めると、開ける世界があります。ジャンルやレベルは置いておいて、昼夜問わず食事も取らず寝ないで夢中になれることを探すんです。
はじめは三日坊主で問題ありません。とにかく手当たり次第に「好き」「できる」をひっくり返して、夢中になって「やりすぎる」、そういう訓練をするんです。
そして、私たちはすでに障害というレアカードを持っていますから、これに「やりすぎる」を掛け合わせると、非常にレアになって突き抜けやすくなります。
沼田 尚志(ぬまた・ひさし)/スーパーイノベーター、ヤフー株式会社 社会貢献事業本部