米バークシャー、インドのワン97に出資-ソフバンクやアリババに追随
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注目のコメント
色んな事象を象徴するビッグニュース
ビジョンファンド設立時に「テック界のバフェットになる」を標ぼうした孫さんの後をバフェットが追う形になったディール。
「わかるものしか買わない」バフェットの個人的な会社から同氏の年齢や巨大化した資産の運用面も考え複数の投資手法を否定しない会社への脱却。
それらに通底するのが「バリュー投資の死」と囁かれる、低成長株投資ファンドの振るわないパフォーマンス。あのさわかみファンドすらそう認める異常事態がマーケットに起きている。リーマン以降異次元の過剰流動性時代に突入した、結末のわからない人類未曾有の事態、それを象徴するバークシャによるインドのウォレットスタートアップへの投資。既にいくつかコメントあるが、Berkshireの投資であって、バフェットの投資ではない。そういう意味ではそこを明示したことも興味深い。
とはいえ100億ドルバリュエーションの3-4%ということは3-4億ドル。Appleについては、1兆ドルの約5%、500億ドルほど保有しているので100倍以上の金額。全体のパフォーマンスへの寄与としては短期的には小さいポジション。"バークシャーはワン97株3-4%を取得する予定で、この取引で同社の企業価値は100億ドル"
トラディショナルな企業の中にも革新したい派閥は必ずいるはずです。全体のポートフォリオからすれば微々たる金額なので、今後の方針変更を意味するのか、単なる実験なのかはわからないですね