SDGs達成に向けたアフリカにおけるブロックチェーン活用の可能性
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注目のコメント
テクノロジーの発展は社会の課題解決のためになされるべきであり、この記事ではそのテクノロジーのあり方を体現するような議論が行われています。
つまり、なんとも素晴らしい記事。
読んだ感想としては、テクノロジーの導入が途上国の課題を解決しうるものであったとしても、その運用にいたるまでのプロセスにおいて、越えなければならぬ壁がいくつもある、といったところでしょうか。
リテラシー面、資金面、電力面、などなど…。
そして、このような下地を整えるところからスタートしなければならないことこそが、発展途上国における課題解決の最も難しい面であるように思います。
ちなみに、イーサリアム財団の宮内さんもブロックチェーンを使った難民支援を目指していますので、こちらも応援したいところ。
以前NPで記事がありましたので、参考までに。
https://newspicks.com/news/2894573/『20億人の未来銀行』で書かれているようなモザンビークでのモバイルバンキングや、ここでも触れられているケニアのM-PESAではないですが、アフリカの思いもよらない僻地でのテクノロジー活用による"leap frog"の話は色々なところにあるな、と。中国以上に一足飛びでの技術活用による社会課題解決が可能であるというメリット。
ブロックチェーン技術を使った地域でのトークンエコノミーの広がりとか、「信用」の再創造は個人的にも注目のテーマですが、↓のあたりは特に本質的だと思う
- ブロックチェーンを社会開発側の視点で捉えると、「信用を生むことができる」というのが一番の魅力
- かつて物々交換が行われていた時代から、“信用”を形にした紙幣でやりとりをする現代を経て、今後、ブロックチェーンをはじめとするICTが、“信用に基づく価値そのもの”を取引・交換するためのツールとして活用されていくブロックチェーンとアフリカ、IBMとJICA、そんでSGDsの記事。元々ビットコインも(先物として扱う日本より遥かに実用的な理由で)アフリカで盛り上がってたりして、ブロックチェーンがもたらす"信用"のアフリカでのインパクトはめっちゃ大きいやろなぁと思ってたので、この記事で具体的に改めてちゃんと認識できた。「JICAによるリアルなディベロップメント(開発)と、IBMが進めるデジタルなディベロップメント(開発)が重なった先にある未来の社会を想像し、その社会の創造のために尽力していきたいですね。」素敵か。