中国アリババ系のアント、約1兆5400億円集める-直近の資金調達終了
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調達もさることながら時価総額は$150ビリオンとのことで、未上場世界最大のみならず、上場テック企業ランキングでもトップ10に入る、ネットフリックスと変わらない規模です。
この会社をフィンテック、と捉えると見誤ります。そのアプリからDidiで車も呼べるし出前もホテルもみんなアリペイ。
更には世界最大のMMFと言われるおつり投信、5億人の個人データを一手に集め個人信用スコアリングを行う芝麻信用等。
資金使途は海外展開と言ってますが、大きくは2点
第一に、生態圏ホリゾンタルの拡大のためのO2Oプレイヤーの出資・買収
第二に、同業他社の買収及びマイノリティ出資
これを国内およびアジア各国で最も展開している会社の一つです。ばば(BABA)をひくことはないだろう。
もう中国の日常生活の中ではアリペイほど一般市民に支持される金融サービスはない。
アリペイが出てから、大手銀行もほとんど同じサービスを提供するようになったが、ほとんど客がなく、
もうアリペイ以外のところでは何も金融サービスはない。
アリペイが巨大にならなければ、ある日、政府の誰かの一言で潰れてしまう。
もうあまりにも大きいので簡単に潰れなくなる。
BABAは引かない。【電子商取引会社】
テンセントは時価総額で世界5位、アリババは同じく世界8位。
兆円単位の資金調達をこなして、それを飲み込む会社の成長の背景には、中国経済のデジタル化がある。
米中の二大デジタル経済に、超先進国エストニアを擁する欧州。
電子商取引会社/プラットフォーマーという巨大産業が世界を席巻する時代はもうすぐ。
日本もポヤポヤしている暇はない!
経済のデジタル化は、個人レベルで買い物がしやすくなる、
などといった次元ではなく、産業の国際競争力の視点で語られるべき、と改めて思う。