米仏、新たなイラン核合意を推進へ 両大統領が表明
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オバマ政権の時、2013年のイランとの核合意は、米英仏露中独の6カ国とイランの間の合意であり、修正するのであれば、6カ国の間で調整したうえで、イランと新たに合意するべきものです。当然、フランスも絡みます。米国が脱退する場合は、米国単独で脱退ということも十分ありえますが、その場合は、イランもまた合意を破棄するとイランの外相が声明を出しました。継続、修正、破棄、いずれにしても、トランプ政権による差し迫った決定であると見られていて、今後1か月程度で起こる変化であると見られています。
トランプ政権が問題にしているのは、2013年の核合意が、イランが核開発(もともと、イランは発電のためであると主張していて、核兵器の開発ではないと主張しています)を縮小する合意に過ぎず、合意の後もイランが中東各地で介入を拡大してきたことです。実際、2013年以降も、イランはシリア、イラクに軍人を送り、レバノンやイエメンの武装勢力に支援を続け、これらの国で決定的に大きな影響を行使してきました。米国の同盟国、イスラエルとサウディアラビアもまた、イランの介入を抑止できなかった核合意は破棄されてしかるべき、という立場です。
トランプ政権としてはイランによる介入を抑止する仕組みにするべき、という主張ですが、そのような修正は、6カ国内でも困難だし、イランも合意しないでしょう。マクロン大統領に、そのような仕組みを実現する新合意の案があるのかは疑問で、実際具体的なことは示していません。個人的感想です。
時間はかかりそうですが、JCPOAそれ自体は維持の公算高まったかな。5/12のウェイバー更新は無事されそう、何故なら新合意なりSupplemental Agreementなり、どのような形であれ時間かかりますからね。イラン側の反応も気になりますが、ロシアがどう反応するか。
ベビニン チミシェ(ペルシャ語でLet’s see)
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https://newspicks.com/news/2548460/まあ、大きく引っ掻き回して結局元の方向性に戻る、というこれまでの流れを踏襲している感じでしょうか。
大きく引っ掻き回すことで多少の細かい修正は「まあしょうがないな」と受け入れさせる交渉術。
おもしろいとは思いますが個人的に取り入れるとやけどしそう。。。