日産自とルノーが合併交渉、20年にわたる絆固めて単一企業へ-関係者
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注目のコメント
日産が、44%を有するルノーに実質支配されていることは否定し難い、そうは言っても、日産の株式の過半を保有するのは一般株主。その一般株主の立場を軽視した仏日間の政治劇が裏で行われているのであれば、企業ガバナンス的に非常に問題に感じる。日産のメリットがなんであるのか、その議論もなく、どんどん外堀が埋められて行くのでは、大阪城の様に炎上してしまうのか?!
Kato Junさんのコメントをご参照ください。
(手抜きですいません。)
やはりフランス政府がどう判断するかが大きいでしょう。
ルノーは事実上準国営です。簡単にはいきません。
記事にもあるように、フランス政府の縛りを断ち切り、フランスや日本以外の国に本社置いてしまった方がいいのではないかと思います。
この規模で(フランス政府が筆頭株主のため、事実上)国営というのは、今後を考えると無理があります。
<追記>
少しだけ、参考までに。
ルノーが国営となったのは第二次大戦後の立て直しの為に公社化されたためです。
その後1996年に民営化しました。
(国営という表現を私は使いますが、これは事実上フランス政府の縛りから逃れられない、という意味で。現時点はフランス政府が筆頭株主である株式会社です)Bloombergの特報。Doneとなった時に気になるのが、最終的な新会社への仏政府の持ち分や、何らかの拒否権を持つ特殊株構造を作るかといった点。あとは、Renault株が今日大きく上昇しているが、どういったバリュエーションでの株式交換などのディール形態になるか。
本件については、ここしばらくずっとバタバタしている。ゴーン氏はRenault CEOに再任されたが、その過程で現在の3社連合体制の持続は厳しいといった示唆もした。そしてアライアンスのCEO業務によりフォーカスしていく意思をそのなかで示している(①)。
そして3月8日には日産とRenaultが仏政府の15%株の買取検討という報道もあった(②)。その時にも本記事にもあるオランダの法人下で統合管理するオプションの提案もあったという旨があるが、仏政府は反対したとのこと。
2社統合して、そこに三菱自動車が紐づくという構造になるのだと思う。そして2社統合という場合に実際に統合をする場合、あとはイギリス(Rio TintoやBHP)、オランダ(イギリスにも上場しているがUni Lever)の場合は、各国で法人格を持ちつつ統合して管理して上場するというDual Listing式(二元上場会社方式)が可能(③)。
①https://newspicks.com/news/2757876
②https://newspicks.com/news/2871844
③http://bit.ly/2pNAh0I
英語原文は下記
https://bloom.bg/2pPj1Ik