日本は、「無能な経営者」から改革するべきだ
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小気味の良い文章でなかなか読まされた。
首肯する内容も多かったと思った。
ご高説はご最もで、経営者改革が必要なように思う。
私の定性的な実感としても、現場の30~40代くらいの社員は総じて優秀な人が多いと思い。
一方で、経営者はというと実力「???」な人も多かった。(飽くまで定性的実感です)
ただそれはそうなのだが、じゃあその経営者改革とは具体的に何をどうすればいいのか、そこらへんの提言が物足りないように感じた。
色々トップダウンの政策とか、あるいはボトムアップでちまちまやるのもある程度効果あるのかもしれないけど、私は一番手っ取り早くて一番効果的なのは、外圧だと思っている。
もう欧米とかアジアの他地域の経営の上手な外資の傘下に入っちゃえばいいんではないでしょうか。シャープとか外野から見ていると現場の社員とか幸せそうですもんね。
中の上くらいの人材を大量生産するのに向いている日本の公教育は、稀代のoutstandingな名経営者を生み出すのは難しく、逆に現場の人材のレヴェルを底上げするのには適しているのではないかな。
注目のコメント
経営者が会社の成長よりも自身の居心地の良さやポジションの確保を優先しだしたら、もうおしまいです。
「すべては経営者の失敗のせい」とは、なかなか辛辣な指摘ですが、その程度に経営者は会社全体の命運を左右し得る存在だと私は思います。逆にこの指摘を否定するのであれば、それは「経営者なんてものは重要ではない」と考えていることの裏返しでしょう。
口先では「経営は重要」などと言いつつ、その実、多くの人が経営を重要だと思っていないのではないでしょうか。だからこそ、過去の実績の「ご褒美」として経営者の「座」が取り扱われているんじゃないかと感じる次第です。
私がかつて見た経営の現場は、本稿で指摘されているように経営者が「奇跡的に無能」というよりも、より正確には、経営なんてものをそもそも全くしていない集団でした。理由はアトキンソンの指摘するものとは違いますが、労働分配率低下に導いたコスト削減に活路を見出した日本企業の「合成の誤謬」には同意です。
私の見方としては、株式持ち合いの減少が外国人持ち株比率上昇、そして株主からの利益改善圧力につながり、デフレ不況の中で粗利増加ではなくコスト削減に向かわせたのではないかというものです。
新しいアイデアを創造する余裕と動機の欠如でしょうか。言葉が厳しい部分や、データをどの時点で比較するかなどもあるが、向き合うべき指摘が多いとも思う。
働き方改革・生産性改革については、昨日のストライプ石川社長の下記記事も併せてみていただきたい。利益と時間で業務の断捨離を行うストライプマトリックス、個人的にはとても良いと思う。
https://newspicks.com/news/2889059