【ガチ比較】スマートスピーカーは、結局どれが「買い」なのか

2018/2/28

次の「キラーデバイス」

今後は、あらゆる家電にAIアシスタントに対応することは、もはや必須だ──。
特集の冒頭でもお伝えしたように、2018年は、AIアシスタントが一気に普及していく元年と目されている。日本でも、17年末からITの巨人たちが、一斉にAIアシスタントを搭載したスマートスピーカーを投入しており、その熱狂ぶりはすさまじい。
「スマートスピーカーは、ようやく表れたスマホ以来の、キラーデバイスなのか」。あらゆるモノを、忖度なしにガチンコ批評して来た「家電批評」は、このムーブメントをどう捉えているのか。
特集第12回に続き、3つのスマートスピーカーに話しかけまくったという同誌編集部の阿部淳平氏に、乱立するスマートスピーカーの本当の「実力」を聴いた。
家電批評の阿部氏

アップルHomePodも検証

──昨年後半から、一気に各社から、スマートスピーカーが続々投入されましたね。
阿部 もちろん家電批評としても、この動きには大きく注目していて、今年も1月号、2月号はそれぞれグーグルホーム、アマゾンエコーの特集記事を組みました。
次の号では、2月にアメリカなどで発売されたアップルのHomePodも先行入手して、検証結果を伝えています。机の上に3台を置いて、毎日言葉を話しかけたり、いろんな機能や連携を検証していくと、かなり製品ごとの特徴が見えてきました。