【ガチ比較】スマートスピーカーは、結局どれが「買い」なのか
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AIスピーカーを、音楽スピーカーの進化形として捉えるか、あるいはネット家電の入口と捉えるかで、評価が大きく変わります。
現状Appleは前者、GoogleやAmazonは後者のカテゴリーを目指していると思われますが、もし後者と考えた時、スピーカーという形態が本当にデバイスとして最適かという問題にぶち当たります。
EchoやGoogle Homeを使ってみた自分なりの答えは、スピーカーは入り口として敷居も低いし、音声コマンドは確かに手軽だが、結局視覚的要素がないと痒いところには手が届かない、というものでした。
つまりAIスピーカーは入り口としては手軽だけれど本命ではないという事です。
そうなると、今の製品群はあくまでも第1世代機に過ぎず、少なくとも次世代のタッチディスプレイ付きモデルが、あるいは「スマートディスプレイ」が本命筋になる可能性が高いと考えられるわけです。
既に海外ではGoogle Home、echo両対応の家電製品が堰を切ったように大量に発表されていて、ネット家電時代の萌芽を至る所で感じます。
正直これらのネット家電のコントロールは、スピーカーでなくても、テレビでも冷蔵庫でも、極端な話机でも掃除機でもいいわけです。
従って、AIスピーカーはこれが全世帯に普及するというものではなく、将来ネット家電時代の普及した暁には、普及に貢献した初期の代表的コントロールデバイスとして記憶されるであろうプロダクトなのでしょうね。話題性では、もはやスマホを超える存在となったスマートスピーカー。ただ、まだ周りを見渡しても、そこまで持っている人や、完璧に使いこなしている人は多くありません。
とはいえ、やはり未来を感じさせる製品だけに、なんとなく使ってみたいという人は多いのではないでしょうか。
今回は、グーグル、アマゾン、LINE、そしてアップルの4機種を、徹底的に使い込んだ家電批評のプロに、その本当の実力を聞きました。やはり、一家に別機種を何個も持つ人は普通はいないわけで、その批評と分析は、マニアックなところも含めて、大変興味をそそられます!