「こんな綺麗な女性がいるのか」妻との出会い

2018/3/7

慶應大学法学部に進学

大学は慶應大学の法学部に進みます。
今は違いますが、当時の文系学部の序列は、できる子は経済、次が法学部法律学科、そして商学部。その次が法学部政治学科、割と変わった子が文学部、という感じでした。
今は知りませんが、当時の慶應高校というのは、むちゃくちゃいい加減な学校でした。日本で一番いい加減な学校だったのではないでしょうか。
休みが長すぎて神奈川県の教育委員会から叱られたなんていう話も聞いたことがあります。
高校時代、数学や物理はまったくできませんでした。
中学まではできたのですが、高校に入るとさっぱり分からない。先生の出題ミスで白紙答案に5点もらったなんてこともありました。
国語は得意でした。漢文や古文は1番でしたね。文化系科目はできた。トータルではまあまあの成績で、経済学部の推薦は取れるだろうということでした。
しかし「数字を見ると頭が痛くなる人間が経済学部に行って何をするのだ?」と思い至ります。
とはいえ、慶應なら経済に行かないと格好が付かないなという思いもありました。