【実録】ソフトバンク社長に、中国の「配車アプリ」を紹介された日

2018/1/28
日本最大のタクシー企業である「第一交通」(本社・福岡県)。自社で約8400台のタクシーを保有し、さらに配車ネットワークで束ねている車両数は全国で4万台を超える。
そんな業界のガリバーが2017年11月、ソフトバンクグループが出資する中国最大の配車アプリ「滴滴出行(ディディ・チューシン)」との電撃提携を発表した。
2018年には中国4億人以上が利用する巨大な配車プラットフォームと、日本を代表するタクシー企業が歴史的な“接続”を果たすことになる。
また同社はUber側の経営幹部とも交渉。その先に描いているのは、テクノロジーと既存のタクシー産業の共存モデルだ。