ようこそ。「お金2.0」の新世界へ
NewsPicks編集部
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注目のコメント
『お金2.0』に対する反響を見るにつけ、「今年はお金について考える年になる」との思いを強くしています。
川村元気さん原作の『億男』が、「るろうに剣心」の大友啓史監督によって今秋映画化されますが、こちらもヒットしそうな予感がします。先週、奇しくも糸井重里さんとお話する機会をいただいたのですが
「僕らは『これ面白いよ』っていうものをなるべく間に誰も通さずにやりたいんだけど、大きくやろうとすると必ず間に入る人が決定権を持って作り手もその言うことを聞かないとならなくなっちゃう。これはどうにも乗り越えられない。」
と仰っていたのが印象的です。糸井さんほどの発信者にしてほぼ日を上場させた今にしてなお、なのですね。
今の商流のほとんどが「仲介するものが品質を保証し、ブランディングし価格を決定する」という形になっているがゆえに、伝わっていない価値があると思います。
もちろんその逆もしかりで、翻訳者無くしてはむしろ伝わらないということもよくわかります。
お金2.0が楽しみなのは、「いままでは換算しえなかった何か」を評価し、第三者がその存在を認識しうる指標が生まれるのではないかという点です。お金2.0についての佐藤氏インタビューは何回か拝見してますが個人的には未だにしっくりきてません。それでも、お金というものについて従来の枠組み、価値観では論じれない新しい価値が誕生しつつあるというのは間違いないことで、自分なりの理解枠組みを作る必要があるので、その思考の材料にしたい。目次を見る限り、ニューエコノミー側のメンバーばかりなのがかなり片寄りそうなので、バブルに浮かされることなく如何に本質をつかむかということが読者に求められているように感じます