【分析】重要データで読む、ZOZOがユニクロに挑む理由
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前置きのくだりは完全に私の独断と偏見です。
昨日までの素晴らしい記事の後なのでハードルが高いですが、とにかく箸休めのつもりでご笑覧いただければと思います。
私の証券アナリスト人生は、2000年のユニクロのフリースブームの終焉をいち早く見抜いて、株の売り推進したことが始まりでした。
怖いもの知らずだった若き日のチワワは、誰もがユニクロの快進撃が続くことを疑わないなかで大勝負の逆張りをしました。
この功績で当時の上司(巡り巡っていまの上司でもあります)の信頼を得て、シニアアナリストに抜擢されました。
昨年までの証券アナリスト人生の後半は、スタートトゥデイさんと共に駆け抜けた日々でした。
2012年に前澤社長が送料無料が当たり前という当時の風潮に一石を投じた発言(宅配クライシス後の今では誰が聞いても正論)が物議を醸し、スタートトゥデイ株は売り浴びせをくらいました。そこは踏ん張って買い推奨を続けましたが、今振り返っても、あれは一番キツい時期でした。
そんな両雄が相まみえる時が近づいています。
ZOZOのひとりのファンとしても、とにかく早くゾゾスーツを手にしてみたいものです。「気鋭のアナリスト」はやはり山手さんでしたか。
一つの見方として大変面白く読みました。ただ、個人的には今回の取り組みでどのくらいの人が取り込めるかは未知数ですし、NPで大騒ぎするほどは普及しない気もしています。
ZOZOは凄いとはいえ、市場の数%のシェア。ユニクロだって10%もありません。象徴的な意味として、ユニクロ市場をとる、と言っていますがユニクロを買っているひとの中で、ZOZOスーツの存在を正しく認知し、実はサイズに悩んでいて、わざわざ得たいの知れないボディスーツを頼んで、今までやったこともない採寸とデータ送信をする人が何%いるかと思うと、それほど高い割合とは思えません。ファッションには低関与で、生活動線でユニクロを買い、特に不満もないひとの方が圧倒的に高い気がします
ZOZO的には、話題作りをして実は長期戦でもよいでしょうし、じわじわ伸びていけばよい、というくらいで構えているかもしれません。あとはユニクロのフリースのようなヒット商品が出るかどうか次第なので、具体的な商品が出るのを待つことにしますまさにその通りの分析です。海外展開のことが書かれてませんが、海外展開についてもPBから行くってのは大事。WEARとの連携ができます。