[7日 ロイター] - 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は7日、米アップル<AAPL.O>が来週発表するスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデルについて、生産プロセスの初期段階で不具合が生じたため、供給不足や出荷の遅れが生じる可能性があると報じた。

アップル株は7日の取引を前日比0.4%安の161.26ドルで終了した。

WSJが事情に詳しい関係者の話として伝えたところによると、生産上の不具合により製造過程には約1カ月の遅れが出ている。

この件についてアップルはコメント要請に応じていない。

BTIGのアナリスト、ウォルター・ピーサイク氏は「アップルの生産の不具合についてはいろいろと言われているが、同社は四半期ごとに何千万台ものアイフォーンを大量生産できそうだ」と説明。「新型アイフォーンに興味を持っている人が、2─3カ月待たなければならなくなっとしても、ブランドを切り替えるとは思えない」と付け加えた。