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折しもS&Pが中国を格下げしましたが、官民の過剰債務の問題がそれなりに深刻なのは事実でしょう。成長し続けなければ問題が表面化しかねないところに苦しさがあるわけですが、仮に問題が起きてもある程度は政府がコントロールできるのもまた事実。これまで西欧諸国ではあまり経験したことがない中国型の経済が今後どう推移するのか、個人的には高い興味を持って見ています。
特集「中国崩壊論」の崩壊、今回は中国経済の専門家、津上俊哉さんに、中国経済について、論点を整理しながらたっぷり語っていただきました。津上さんの一連の著書で提示されてきた見解、予測は常に冷静沈着かつ的を外さないものと評価されてきました。「バブルが崩壊しないのは、政府による「暗黙の保証」があるからです。それがいまの中国経済の問題の根っこです」という指摘は、とても重いものがあります。中国経済は容易に崩壊しない。だがそれにはそれなりの理由がある。そうしたことを理解することも大切です。特集も残すところあと2回。明日は最後に党大会を控えた中国政治の内情、そして、崩壊論に陥らないための読書案内の2本をお届けします。

本連載のバックナンバーはこちらです。
https://newspicks.com/user/9489
さすがの津上さん。毎回いちばん納得度の高い記事を書いている気がします。
中国については「今の隆盛は一時的でそのうち崩壊する」という過度な悲観(楽観?)論も、「実際成長しているし共産党がコントロールするので大丈夫」という過度な楽観論も違う気がして、特集の冒頭で書いたように世界の2大国に成長する過程として、一度バブルが崩壊する調整局面がある、というように感じているので、正に。
資本主義的な運営がある限り「実需の裏付けがない膨張」は、プレートのひずみが必ず地震につながるように、いつかは崩壊する、というのは歴史から学べることであり、計画経済の下での無理な投資は必ず調整が入ると思います。地方債が増えているグラフとか象徴ですね。
ただ、その時期として2020年代後半と見てるのは大変参考になった。想定よりもだいぶ後ろに見ていると感じたし、逆にそのくらいの「プレートのひずみ」には耐えられるとみているということなんですね
とても面白く、整理された話。中国経済について、強みと課題の両方がバランスよく論じられています。中国経済のポイントについて理解したい方には必読かと思います。

2020年代後半のリスクが高いと指摘されており、これは、中国の人口動態がピークアウトする局面と合致します。人口動態については、本連載の下記のスライド記事でデータ分析をしています。

【スライド】データで見る中国経済巨大化の足取り
https://newspicks.com/news/2499502

本連載のバックナンバーはこちら。週末を利用した一気読みも是非。
https://newspicks.com/user/9489
地方債については、2015年に発行が始まった時に津上さんの記事含めていくつかコメントした(①・②)。その後モニタリングしていなかったがこんなに伸びていたとは…
当時は地方で幹部昇進のために過剰投資が起こっていたことに対して監督権を強める意向だと考えていたのだが、結局過剰投資は止まっていない印象。
暗黙の保証(疑似保証)は、金融システム全体が揺らぐとき(システミックリスク)に、実際には保証されていないが保証への期待もあるため、扱いが難しい。金融危機のFannie Mae含め、コンタミネーション(リスク=市場参加者の期待がどんどんマイナス方向に変わること)の要因だったことは忘れたくない(③)。
https://newspicks.com/news/880617
https://newspicks.com/news/942998
https://newspicks.com/news/1952583?ref=user_100438
10月の共産党大会後、中国は構造調整路線を取るかどうかについて門外漢ながら注目していましたが、津上さんの見立てはそうではなさそうです。また、技術革新の点で「中国に抜かれた」と感じていらっしゃるとのこと。含蓄あるインタビューですので、ぜひご一読ください。
勉強になる
この連載について
中国は崩壊するー。そんな言葉が日本で繰り返し語られてきたことか。現実には中国の存在感は世界的に高まり、中国経済は成長を続けている。中国の政治体制は特殊で経済も脆弱性はある。だが、我々は「崩壊論」に囚われ、中国の真実を直視できていないのではないか。本特集では、「中国崩壊論」の系譜とその問題点を浮き彫りにしながら、中国の「一帯一路」の最前線・スリランカの現地ルポや中国企業のアジアでの活発な企業買収も取り上げる。