高給の仕事の大半は「くだらない」
2017/8/9
──高給の仕事は、富を移動させているだけで新しい価値はほとんど生み出さないと指摘していますが、そうした仕事の具体例を挙げてもらえますか。
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ぶった斬りまくりますね。読んでて爽快感がある。
"経営大学院やビジネススクールで教えられているのは、「物事をより複雑にすること」です。現代のマネジメントの基本は、物事をできる限り複雑にすることで成り立っているのです。"
一理ある。
「くだらない仕事」とは「働いている本人が無意味だ」と感じている仕事で、米国の50%、オランダの40%、英国の37%、ベルギーの30%の人々は、自分の仕事に意味がないと考えているそうです。
自分の仕事が無意味だと思いながら毎日仕事をしている人が幸せなはずがありません。少しは社会の役に立つことを仕事にしたいものです。
ヘルスケア領域で言えば介護など「人とのふれあいを大事にする仕事」がくだらなくなくて、製薬企業の薬事申請など改訂されるルールに対応したりする複雑な業務はくだらないということでしょうか。
なるほど。複雑になり過ぎた教会のシステムをくだらないと指摘するような、ある種の人間復興かもしれません。
私は高給の仕事の大半がくだらないとまでは思いませんが、物事はともすると複雑さ自体が自己目的化するので、たまにはこういった「くだらない仕事ではないのかチェック」は必要かもしれません。
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