(Bloomberg) -- 電気自動車(EV)メーカーの米テスラ・モーターズの運転支援システム「オートパイロット」プログラムを率いたクリス・ラトナー氏が、入社からわずか6カ月で退社した。

テスラは今年1月に、ラトナー氏をアップルから引き抜いて自動運転ソフトウエア担当のバイスプレジデントに起用したばかり。その前にはラトナー氏の前任者であるスターリング・アンダーソン氏もテスラを退社していた。自動運転車の実用化に向けた競争が激化する中、ここ10カ月ではテスラ、配車サービス会社ウーバー・テクノロジーズ、アルファベット傘下のウェイモで自動運転車担当幹部の退社が相次いでいる。

ラトナー氏は20日、「テスラは結局、私にはあまり適していないことが分かった」とツイッターに投稿。テスラは発表文で「変更を加えることを決めた」とし、ラトナー氏の「活躍を祈る」と続けた。

原題:Tesla Loses Apple Hire From Autopilot Team After Just Six Months(抜粋)

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