[東京 21日 ロイター] - ソニー<6758.T>は21日、2017年3月期の利益予想を上方修正した。金融分野の償却額の減少や、半導体分野を中心に費用が想定を下回ることなどを反映させた。

営業利益は前年比3.1%減の2850億円(前回予想2400億円)、税引前利益は同17.9%減の2500億円(同1960億円)、当期利益は同50.6%減の730億円(同260億円)にそれぞれ引き上げた。

売上高は前年比6.2%減の7兆6000億円で据え置いた。

ソニー広報は、費用の具体的な内容などについては28日の決算発表まで開示できないとしている。

(志田義寧)