独シーメンス、加ボンバルディアが鉄道事業統合で協議-関係者
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注目のコメント
これは結構重要な記事です。
NPの日立特集で、英国鉄道事業の記事が成功事例で出ていた。
いわば日立はこれから「攻め」の体制。
それに対して、もし先行組のシーメンスとボンバルディアが事業の統合を検討しているとすれば、
彼らの市場への将来感は、「事業統廃合を必要とする飽和状態」か「適正な利益が取れない過当競争市場」である可能性が高い。
その意味では、日立に対して、一周先の感覚と言える。超ざっくりとした一般論ですが市場シェアトップ3のうち2つの合併で独禁クリアランスを得るのは難易度が高いと言われています。本件がもし本当であればアルムストムを含むトップ3のうちの2つの合併なので、様々な実務的な工夫が必要になると思います。中国中車の市場浸透率をどう見るか、シェアが高くなってしまう市場、事業分野に関してdivestiture(売却)が必要になるのか、divestitureが必要になるとしてそのストラクチャーをどうするか。日立から見れば業容を拡大するチャンスとも捉えられなくはないと思います。