【堀江貴文】未来予測に意味はあるか?

2017/2/23
日本に新しい時代が到来しようとしている。明治維新から敗戦までの「日本1.0」、敗戦から今日までの「日本2.0」に続き、2020年前後から「日本3.0」がスタートするのではないか。そんな予測を拙著『日本3.0ー2020年の人生戦略』で記した。では、「日本3.0」はどんな時代になるのだろうか。各界のトップランナーとともに、「日本3.0」のかたちを考えていく。第3回は、堀江貴文氏とともにテクノロジー、メディア、政治などの切り口から未来を考える(全5回)。
第1回:未来予想に意味はあるか?
第2回:AIは電通を殺すのか?
第3回:議員をボット化。議員がゼロになる日
第4回:AR、VRで生活はどう変わるのか?
第5回:これからも「紙の本」が生き残る理由

未来予測をしない理由

堀江 佐々木さん、本を書いたんですね?
佐々木 そうなんです。『日本3.0』という本を書きました。2020年に前後して、日本がどういうふうに変わっていくかという話を、国家、経済、仕事、教育、リーダーという切り口から予測しています。堀江さんの話も出ていますよ。
堀江 さっきパラパラ見ていたんですけど、俺、どこに出ていますか?
佐々木 国家の章のところで、「ホリエモンの国家論は正しいか」という見出しで触れています。堀江さんは、以前、国民国家がなくなるという話をしていたじゃないですか。
堀江 でも、この本はなくならないという結論になっているんですよね?
佐々木 そうですね。私はどちらかというと、まだまだ続くんじゃないかなという結論です。