【川鍋一朗】UBERの影薄い日本、誰が「無人タクシー」を実現するか?

2017/1/26
人間がクルマの運転から解放されれば、それは新しいサービス産業の勃興になる──。
米の配車サービスアプリ「Uber」は、自動運転のテクノロジーに、大きな投資を続けていることで知られている。ロボット分野の研究で最高峰のカーネギーメロン大学の近くに、その研究所を設立し、すでに「無人タクシー」の公道実験も始めている。
グーグルやアマゾンといった巨大なIT企業が、同じく自動運転分野に熱心に取り組んでいることも、多くの人々の注目を集めているのは周知の通りだ。
巨額の投資マネーとテクノロジーの進化が、人々を運転という作業から徐々に解放しようとしているのだ。
翻って、ニッポンはどうか。