「ユニクロ」ネット通販、年内にも首都圏即日配送 柳井正ファストリ会長 コンビニ受け取り拡大
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年末年始の佐川急便やヤマトの過酷な配達員の実情が報道されても、Amazonに追随するかのようなこの戦略必要なんですかね。
過度な利便性の裏では、誰かが泣いている。
そして、そういう社会の風潮は、自分が働く側になったときに跳ね返ってくる。ある意味不幸の連鎖。ユニクロの洋服そんなにすぐ欲しいですか。当日中にないと困るものなら、首都圏ならある程度の駅の近くには必ずあります。
運転手さんの汗が経営者の懐になるだけで、運転手さんからしたらたまったもんじゃない。過剰サービスだと思います。ユニクロが気の毒なので加筆しますと、即日配送を可能にするのは、①消費地に近い場所(有明)に大型倉庫を設置して商品在庫をストック、②AIやロボット等を活用して受注から商品発送までの処理時間(リードタイム)を短縮、の2点かと。
発送処理が2交代制になるなどフルフィルメント関連の業務はキツくなるかもしれませんが、宅配ドライバーの仕事にしわ寄せがいくことで即日配送か実現するわけではないと思います。
荷主であるユニクロが受注から発送までのリードタイムを短縮しても、宅配ドライバーが運ぶ荷物が数日前の注文→昨日の注文と変わるだけで、1日のノルマは変わりません。
もちろん、即日配送サービスが好評を博して業界全体のEC比率が上がることは長い目でみたら宅配業者の仕事を増やすでしょうが、それも視野にあるからこそ、宅配ドライバーから待望されているコンビニ受け取りを率先して進めているのだと思います。
(追記終わり)
ユニクロのEC販売が年内にも首都圏で即日配送スタートへ。コンビニでの受け取りサービスも、先行してきたセブンに加えて、ファミマとローソンに広げる方針を固めたようです。
2017年はリアル店舗の位置付けが激変する年になる予感をヒシヒシと感じます。以前からこの話は聞いていますが、ユニクロの商品を「即日配送」で欲しいか?は疑問が残ります。ECとして、物流の基盤を強化するのはセオリーの一つではあるけれども、今回は投資の額がおそらくケタ違いだから、施策の費用対効果としては難しいそうな気がしています。
今度、ビームス矢嶋さんと私の対談記事がリリースされますが、ビームスさんの取り組みは、自社の強みを最大限に引き出すことや、物流とECの連携など非常に参考になることが多いです。
ユーザーとしての経験ですが、ユニクロさんの店舗やECでは、カラー・サイズ欠けが10年以上改善されてないのでは?と感じています。(ここ最近は、ECの方は、全社倉庫の在庫と連携しているっぽいですが)
その観点では、ある意味、全店在庫を1つのかたまりとする「ECで在庫がない場合は、店頭在庫引き当てて購入できる」ような仕組みを早くやっていただきたいです。
この領域では、マルイさんのECは、倉庫・店頭取り寄せのシステムの仕組み、社内オペレーションをいち早く取り入れられていて、今後の進化も注目です。
http://eczine.jp/article/detail/3701?p=3