ソニー、セブン&アイ、伊藤忠…新たな「黒船」が狙う企業
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真山仁『ハゲタカ』を読み、大森南朋演じる鷲津の「腐った日本を買い叩く」を見ながら学生時代を過ごした者としては非常に楽しみなテーマ。日光金谷ホテルや戦場ヶ原に聖地巡礼したのは私だけではないはず。
会社の「身売り」という言葉と同じくらい、早く死語になれば良いと思うのが「モノ言う株主」という珍妙な表現。こうした言葉が経済紙の一面に踊るという状況は、相当恥ずかしいことだと思います。
「モノを言う」のが問題なのではなく、「会社の成長を一顧だにしない身勝手なことを言う」ことが問題であると、早いところ考えを切り替えるべきでしょう。本日より特集「ハゲタカ3.0」を全7回でお届けします。
伊藤忠やサイバーダインの一件が今年の夏に世間を騒がせました。あるいは日銀やGPIFが日本企業の大株主に浮上しているというニュースもしかり、コーポレートガバナンスコードやROEの話もしかりですが、この「株主資本主義」は、改めてじっくり考えていきたいテーマです。楽しみなテーマです。「ハゲタカ」というタイトルや「標的」とか「手口」とかの言葉尻が気になりますがキャッチ―にするためのものと理解します。
第6回の大図鑑で開設されるのかもしれませんが、ハゲタカ=ヘッジファンドだとすると本当に様々なファンドを含みます。NPでも取り上げられ「働く株主」を標榜するみさき投資(https://newspicks.com/news/1002231)のようなところも、本記事にある先日「うんこ」資料で話題になった空売りファンドまでさまざまで、これを一緒くたに論じるのは少し無理があります。ただ、こういうファンドが勢いを持つ背景、すなわち伊藤レポートからの資本市場改革、持合いの解消などを理解するのは重要ですし、ファンドの中には事業をしっかりと理解すべく我々のようなコンサルティング会社との接点を持つところも出てきているという意味では、これまでとは違うフェーズに入ってきているというのは体感してるところではあります