防護服で溶接事業部にこもり真っ黒。滅私奉公の日々
2016/9/6
全身粉じんだらけ
「あんた、大学まで出て、毎日、いったい何をやってるの?」
その頃は、家に帰ると母にこう驚かれていました。
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昭和の激務礼賛はあんまり好きではないのですが、ひとつ感じたこととして、今の日本の大企業からはコンプライアンスの観点から失われたものがこの時代にはあったのだなあ、ということです。
例えば、三星、LG、Apple, Foxconn、XiaomiやHuaweiでもいいですが、こういった日本企業を追い抜いた数々の企業は結局、昔のパナソニックやソニーが寝る間も惜しんで、本質的な現場でのものづくりをしていた頃のスピード感を今も持っているんですよね。
日本の大企業の数々は昭和のこの頃に比べれば、よほどマシなワークライフバランスを得たけど、それでも生産性は他の欧米先進国と比較すると改善されず、追い上げて来た中国、韓国には追い抜かれており、どっちにしても中途半端な状態なのだろうなあ。
【第4話】松下電器の溶接事業部に配属された樋口泰行さんは、防護服を着て1日中作業し、全身粉じんだらけの毎日をおくります。「自分はいつまでこんな日の当たらない部署にいなくてはならないんだろう、と悶々としていました」。巨大企業とはいえ、松下は人材の層が厚いのだなあと思ったエピソードです。
この世代の先輩たちの話からは必ず妻に苦労をかけた話が出てきますね。しかも結構ヒドイ。携帯のなんと便利な事か。
このどこにでもいるようなサラリーマン技術者がどこで外資に飛び込むのか。
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