作家志望の青年、昼は交通公社で働き、夜は早大へ

2016/7/4

二足のわらじ生活

高校時代。
私は高校卒業後、東京に進学したいという夢を持っていた。しかし家の経済状況を考えると、そんなわがままは許されない。
そこで大学の夜間部に進学し、昼間はサラリーマンとして働き、家へ仕送りもするという条件で上京したのである。
大学は早稲田大学の第二文学部に進んだ。