Uber vs. Grab、使い倒してわかった強みと弱み
2016/04/24, NewsPicks編集部
シェアリング生活1ヶ月体験記第5回
Uber vs. Grab、使い倒してわかった強みと弱み
2016/4/24
アプリのつくり込みはウーバーに軍配
4月5日 22:00
私はいま、第二の故郷クアラルンプールに来ている。KLと略して呼ぶのが当地風だ。
我がユーザベースグループの企業・業界分析ツールSPEEDAに関連した仕事での出張だ。
関係者との夜の会食が終わり、ホテルに戻る。クアラルンプールはホテル料金が手ごろなのが魅力だ。
しかも、最近はブティックホテルが増え、1万円以下で泊まれる良質のホテルが増えている。
筆者はペトロナスツインタワーの向かいにあるしゃれたブティックホテルにチェックインした。
客室内を見渡してこれは良い選択だったと自己満足に浸りながら、明日のことを考える。明日は1日使って、マレーシア情勢のアップデートだ。
newspicks.com
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コメント
注目のコメント
今回はマレーシアでのウーバーを中心としたライドシェア体験を中心につづりました。中間報告的に、ウーバーとグラブの違いについてもまとめました。シンガポールとインドネシアは地場タクシーの質が良く、その視点も少しですが触れています。
サービスの変化が凄く早いので、また数ヶ月後には違った状況かもしれません。また、ライドシェアに対して、一定の規制をする動き(シンガポールは運転手に一定のトレーニングを義務づける)やウーバーに対するタクシー運転手のデモ(グラブは客をとるチャンスが増える側面もので反対は弱いが、ウーバーは基本ライドシェア専業。最近はウーバーでもタクシーの機能が付いている国がありますが)など、今年だけでも大きな変化が起こりそうな業界です。
引き続き、アジア各地で使用を続け、グラブVSウーバーVSタクシーの経営者にも戦略を聞いて、近い将来に続報リポートを出したいと考えています。
さて明日は、運送シェアアプリの「GoGoVan」。比較的新しいサービスで、日本ではまだ殆ど知られていないと思います。記事最後の写真に後ろ姿が映っている男が主役となります。いいアイディア!と思う反面、シェアリングサービスのビジネス上の課題も感じました。引き続き、お楽しみください。チャンギのタクシーはいつも混むし、KLは空港から町並みまで混むと2-3時間掛かって車の質が大事だから、どちらの空港でもUberしか使わなくなった。外国人であちこちの国を移動していると、わざわざ行き先ごとにアプリをダウンロードするの大変なので、自然とUber一本になっていく。
Grabは呼び出しやすいのがポイントなんですね。昔の話ですが、深夜までシンガポールの街中で飲んでると、タクシーがなかなか捕まらなかった記憶がありますが、こういう問題が少しでも解消されるのであれば、メリットですよね。タクシーの総数には限りがありますから、現金決済ユーザーとドライバーがマッチングされて、早く配車されるといった具合なのでしょうか?