Uberを迎え撃つローカル勢Grabの強み
2016/04/23, NewsPicks編集部
シェアリング生活1ヶ月体験記第4回
Uberを迎え撃つローカル勢Grabの強み
2016/4/23
「ウーバー、クローズショップ」
3月9日 09:30
「ウーバーはダメだね。ここではグラブの圧勝だ。ウーバーは近いうち撤退する!」
語気を強めてそう語る運転手。今、筆者はライドシェアサービス「グラブ」の車中にいる。Airbnbの「ファンキーで汗臭い物件」(連載第3回参照)からグラブを呼んで、新居とする不動産物件を見に行くためだ。
リサーチャーたる者、実際に使っている人の声をできるだけ聞かなければいけない。ウーバーとの比較も必要だ。
ラッキーなことに、この運転手はウーバーも利用していた。これは後でわかったことだが、シンガポールでは両方に登録している運転手が多いそうだ。
さて、くだんの運転手の発言をリアルに感じてもらおう。この運転手は動画を撮らせてくれた。これだ。
newspicks.com
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コメント
注目のコメント
シェアリング体験、今回からはライドシェア。東南アジアローカルの「グラブ」の運転手の本音をお届け。【動画付き】で、運転手がウーバーをこき下ろしている内容です。ものすごいシンガポール訛りもお楽しみ頂けます。
リアルな運転手の本音をぜひ、ご覧下さい。
明日は、「グラブ」の発祥の地マレーシア編。ウーバーにとってはライバルの本丸ですが、意外にも高評価。そして、まとめには、ベトナムなど他国での経験も踏まえて、ウーバーとグラブ、すなわち、「グローバルVSローカル」の行く末を考えてみました。
なお、ライドシェアを詳しくお伝えするため、連載を再延長し計8回と致しました。引き続き、お付き合い下さい。
週末の一気読みの方は、下記の予告編(無料)へ。
https://newspicks.com/news/1508247
追記:Shimizu Kenjiさん、その、まさに・・・というツッコミ、ありがとうございます。シェアリングをひたすら使ってみよう、という「やってみた」系企画ですので、引き続き、よろしくお願いします。シンガポールは確かにタクシーもまだまだ優位性があります。まさに最終回では日本との比較で触れたい点です。ただ、ローカルもかなりライドシェアを使っているんですよね。明日の記事には、他国の例でシンガポールにも通じる点を触れています。今後は掘り下げたい点です。
明日は、シンガポールのようには問屋が卸さないマレーシア編です。
シンガポールでのライドシェアの利点を挙げてみると(好みにより、私の主観ですが)、必ずクレジットカード決済ができること(タクシーはたまにできない。会社の公式アカウントを開けば経費精算が楽になる)、運転手がうるさくないケースが多い(ウーバーとグラブカー。運転手と話したくないときにいい。グラブタクシーだと結局タクシー)。
追記2:斎藤陽さんのコメントをうけて。コンフォートは私も使っており、良くできてると思います(明日に少し触れます)。自家用車がある方にはライドシェアのメリットは殆どないでしょう。最終回に詳しく書くので、さわりだけにしますが、あらゆるシェアリングサービスは、万人に必要or向く訳でないと私は考えています。また、本連載は、日本でのシェアリングをめぐる理屈先行型の議論に対して、一石を投じる意図もあります。引き続き、ご意見、情報をよろしくお願いします。マレーシアのタクシー事情の悪さはジョホールで何度か利用して思い知って以来Uberしか使わなくなった。グラブも使っている人いるけど、車の多さでジョホールではUberが優勢のよう。
ところで、日本ではタクシーが充実しているからUberとかシェアリングビジネス必要ないという意見があるけどそう思わない。以前に堀江さんが書いて炎上したけど、体臭がきついタクシーに当たること東京で確かに多い。熱帯で臭い問題が発生しそうなシンガポールよりも、乗った瞬間に辛くなる事、東京の方が遥かに多い。
夏や冬だと窓を開けると臭いとは別に辛いので、サービス業なのだからなんとかしてほしい。なんか日本で言うところのvs日本交通、タクシー配車アプリの戦いみたいだね。でも外国人はわざわざgrabをインストールする人は少数派だと思う。ただ、苦戦するのは確か。