グーグルの自動運転車、AIが法律上「運転手」に 当局が見解
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とても気になるニュース。AIを法律上の運転手とみなした時に、事故責任などはAIがどうやって取るのだろうか?おそらくAIをだれが保有しているのかという部分にも絡むと思うが、ロジック含めてGoogleが手放すとは思えない。
もしGoogleが保有しているとすれば、今回の回答は、NHTSAとしては「お前らが自分で事故含めた責任まで取る覚悟があるなら、やってもいいよ」という判断に見える。逆にGoogle側としては、損害保険の取り込みなど含めて、それでトータルメリット出せるのかという議論になっていくのかもしれない。
<追記>下記が原文。これまでの法令がステアリング・アクセルなどがある車が前提となっており、Google Carがそうではない中での応答。すべてに対して適応できるのかは、まだよく分からない。とはいえ、法解釈でグレーゾーンが減ったというのは明確な事実だろう。
一方で、ドライバーと法律上認めたら、ものすごくシンプルな疑問として、免許取得はどうなるのかという点がある。無免許運転で事故を起こせば、無免許であることに加えて、事故自体にも責任が発生する。今回の整備・解釈確認は、後半部分に関しては整備されたとは思うが。
http://reut.rs/23VGJkd
<追記終>他の英文記事を複数当たってみましたワン。確かにこれは大きな一歩ですが、すなわち夢の無人自動車の実現を意味するわけでもなさそうです。
Googleや自動車メーカーから法規制の改定を求められてきた米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)ですが、「運転手は安全確保のために車内にいなければならない」という法令を書き換えるのではなく、まずは「自動運転車のAIを(便宜上)運転手とみなす」と通達したようです。
あくまでも暫定的な法解釈の変更なので、これを額面通りに「AI及びAI搭載車の製造メーカーが事故責任を負う」とは受け取れないと思います。
このあたりの論争はまだ煮詰まっていないようです。
次の論点は、自動運転車にハンドル、ブレーキ、緊急時の警告表示などのマニュアル機能を残すべきかどうか。無論、残すならば運転はしなくても人が乗車する必要が出てくるので、自動運転車であっても、無人自動車ではない。
これに対してGoogleはコンピュータによる自動制御が働いている時にマニュアル操作を行うことはかえって危険を高めると主張しているようです。
いずれにせよ、NHTSAは半年後をめどに新たなガイドラインを発表する予定。運転手に代わってグーグルが運行責任を追う。自動運転車が既に走っている段階で追認としてはこれしかないですよね。
仮に自動運転車が人を轢いて亡くなってしまったら、遺族はグーグルを訴える。仮に無制限の保険で経済面はカバーされるとしても、遺族は「誰か謝れ!」ってことになりますから。お金の問題じゃない、誠意の問題だ、と。その分も含めた価格設定になるのでしょうね。
それでも自動運転車、欲しいです!
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