[東京 16日 ロイター] - 官民ファンドの産業革新機構が、保有する車載用半導体大手ルネサスエレクトロニクス株式の5割以上の売却を決め、日本電産が買い手の有力候補として浮上している。複数の関係筋が明らかにした。

革新機構はルネサス株の69%を保有しているが、株式売却が制限される「ロックアップ」契約が昨年9月末で解除となり、売却先の検討に入っていた。入札は2月に行われる予定で、「日本電産が本命」(関係者)という。

(浦中大我、山崎牧子)