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ルネサス、2020年に車載半導体シェア首位奪回へ

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    下記見ると、2012年での日系自動車メーカーの世界シェアは約3割。自動車に使われる半導体は多種多様だし、すべてを一社で納入できるわけではない一方、日系以外にも納入できる。その前提で、ルネサスのシェアは10-12%と記事にあり、一番強いマイコンで4割弱。
    業界全体として、自動車メーカーのシェアが分散した業界だが、車載半導体は合併余地はあると思うし、それのさきがけがNXP/Freescaleだったという理解。ルネサスがシェアを再度あげられるかというところだけでなく、ほかに再編が起こるか、再編に対してルネサスがどう向かうか気になるところ。


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    ”2015年12月に車載半導体世界シェア(2014年実績)6~7%で5位のNXP Semiconductorsが、同7~8%で4位のFreescale Semiconductorを買収。それにより、新生NXPがシェア13~14%に達し、ルネサスは初めてシェア2位に転落”
    NXP SemiconductorsとFreescale Semiconductorの合併で新生NXPが車載半導体世界シェアトップと奪還といってもシェア13〜14%。ルネサス エレクトロニクスはシェア10〜12%で僅差ですから十分にトップの座を奪還できる位置に現状つけています。ただ、InfineonやSTあたりが他社の買収に乗り出すようだとこの限りではなくなりますので油断はできないところですが。


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    東京理科大学 大学院経営学研究科技術経営(MOT)専攻 教授

    買収候補先へのアッピール


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