【ヤマザキマリ×磯田道史】歴史は“趣味”ではない。“実用品”だ
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注目のコメント
歴史。いいなあ。こんなに語り合える人にはなかなか出会わない。
そういえば、ニューヨークで偶然取引先の大先輩に出会って司馬遼太郎好きだって事がわかって語り合ったの思い出した。その人のほうが圧倒的に詳しくてコテンパンにやられて、帰りの飛行機でkindleで「国盗り物語」を読み直したっけ。自己批判のないところに進歩はないと思っていますが、自分自身が染まりきった考えを相対化するためには、異なる生活環境の観点と、違う時代に生きた人々の行動という、2軸で我が身を顧みるのが一番良いのではないでしょうか。
その意味で、歴史を知るということは娯楽であると同時に、自分のOSをバージョンアップするために必要なものだと思います。全然読めてないけど。この対談、同席していたのですが、お二人のあまりの博覧強記ぶりにびっくり。それも話が面白い。
ぐいぐい引き込まれました。歴史の表舞台だけ追っていては、なかなかわからない時代観、その時代に生きた人間たちの息づかいまで観じられる対談でした。
お二人が好きなオススメ歴史書として上げられた本の中には、入手しづらいものもあり、古書店を回って用意しました。読みたいと思われた方は、ぜひアマゾンのマーケットプレイスなども利用していただければ。
そして、こうした本の達人たちのオススメ本1000冊を掲載したムック「AERAの1000冊」もぜひ。これ全部読むことにトライする「読書マラソン」も計画しています。