アップルが自前でディスプレー開発か、台湾に秘密の研究所
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注目のコメント
元はQualcommの液晶系子会社が入居してたとのこと。こちらに関しては、Qualcommがシャープに出資した際のMEMSディスプレイだろう(①の緋色さんのコメント参照)。昨年には、2017年に量産といった報道もあったが…ただ、QualcommのMEMSディスプレイ工場自体は、2014年11月にTSMCが買収している(ここに後釜として入居した?)。TSMCはAppleのサプライヤーとして存在感を拡大しているが、シャープ・TSMCと絡めて気になる動き。
①https://newspicks.com/news/616204
②https://newspicks.com/news/708667MEMSディスプレイ自体をアップルが内製化することはあまり意味がないと思います。おそらく、適用に対する技術検証ではないでしょうか?
サプライヤーから供給を得て組み立てるスタンスの方が、今のAppleにはメリットが多い。その時一番最適な部品を世界のサプライヤーから手に入れることができるので、自社縛りはしないと読んでいますが。思いの外、早い報道ね。こんなことまでリークしちゃうってのは台湾系の報道というのは本当になんともはや…。ガセかどうかは皆さんの想像に任せるとして、この記事について指摘するならAppleが今後の試作に台湾系の液晶パネルメーカーを使うことはないだろう。
またこれまでのAppleの報道や彼らの調達姿勢からしてもこれはあくまで試作用と推測できる。このあたりは先日から若林さんが指摘するLTPOと関連してる部分が大いにあると思われる。ニュースイッチ(日刊工業)がその点について指摘してないのは意外。
またミラソルを今後将来にわたっても、採用することは無いのでは?材料調達面での市場性が殆ど無い。Appleはそこまでディスプレイに夢を見てはないしもっと現実的だと思う。
自社特許の実証試験用のセル工程が欲しかっただけじゃないかな。
コネクテッドカーの件からも推測できるが、看板の無いAppleの研究所や施設なんて沢山ある。
クアルコムの社員が今年めちゃめちゃディスプレイ中心にリストラに遭ったのは間違いなく事実であるし、ディスプレイ関連の技術者が台湾や西海岸で次に就職するか?といえばそれは自ずと行き先が限られる。
追記
台湾紙の報道は下記。
「アップルはこの実験施設で、自社製品向けに薄さや軽さ、明るさ、エネルギー効率をそれぞれ従来比で高めたLCDのほか、有機ELディスプレーなどの研究開発を進めているという。同社にとって当該施設の開設は、ディスプレー関連の技術開発でサプライヤー各社への依存度を下げる狙いもあるとみられている。