【第1回】始まりは東京。史上最大規模の「金融犯罪」で捕まった男
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注目のコメント
リーマンショックの影響がでかすぎてあまり報道されなかったけどLIBOR不正もあったなあー、こんなに若いトレーダーだったのか。
ハゲタカみたいな描写なので、主演は大森南朋でw金融業界では結構知られた話だと思うが…①に裁判にあたって証拠資料としてBloombergでのチャットが提出されている。チャット自体は他のツールでもできても、他の人が使っているという点が重要で、Bloombergのトレーディング・セールスでのデファクトを支えている機能(チャットだけでなく多くのリアルタイムデータがある上で、これが日々のタッチポイント・使用時間を増やしているという構造)であることが改めて分かる。
10月22日、FTが元UBSでロンドンのETFトレーディングデスクの2012年に起きた不正事件に関して、当事者のKwek Adobiliの手記を発表した。こちらも併せて読みたいが、どちらも共通して言っているのは「上司は知っていたはずだが、利益が出ているから放置していた」という点。コンプライアンス、チェック・アンド・バランスの重要性を改めて感じる。
①http://www.justice.gov/sites/default/files/ag/legacy/2012/12/20/hayes-et-al-complaint-exhibits.pdf
②http://on.ft.com/1jCBOCl精神異常ともいえる天才トレーダーが人間として壊れていく様が生々しい。いわゆる「ダークサイド」への誘因は、ルークならずとも人間にはあるものだし、成功しているエリートほど、人からの目を気にし、自分の行動を正当化するために、禁断の果実にてを出してしまいがちなんでしょう。粉飾とかにも通ずる、人間のリアルな一面が垣間見えます