総裁選、河野氏は週内に出馬表明 上川氏、首相へ意欲伝達
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派閥のグリップが効かないので出たい人が皆手を挙げている感じだ。何人出るのか見当もつかない。全員出るとはとても思えないが、それでも過去の総裁選よりは候補者数が多くなるのだろう。
特にここ数日で手挙げした候補の中には、勝算に関わらず、一定の得票ができれば決選投票で勝ち馬に乗ることで次につなげる算段を持っている人もいそうだ。多くの派閥が解消されたことで、乱戦が予想されます。
そのような中、候補者は誰で、各自がどのような政策・理念を掲げているのかが分かりやすく報道されることを期待したいです。
この共同の記事は、高市議員など保守系議員を敢えて書いていないのではと勘ぐってしまいますが、以下のNHKの記事は、候補者の顔写真を並べ、全体像を見るという意味では参考になります。
■ NHK「自民党総裁選 10人超の名前挙がる 推薦人確保へ争奪戦過熱も」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240818/k10014551711000.html
16日に公表されたシンクタンクによる調査によれば、一般の支持では、石破議員15%、高市議員11%、菅議員6%となっており、自民党支持者に限定すると、高市議員19%、石破議員13%、河野議員12%で高市議員が他を引き離しています。
■ 次期首相候補は石破氏がトップ、自民支持層は高市氏がリード
https://mainichi.jp/articles/20240816/pr2/00m/020/158000c
乱立の様相となる中、政治的駆け引きばかりを報道しても、有権者としては、だから何、誰がどう違うのとなってしまいます。
政治の現実はあるも、各候補がどのような理念と政策を掲げ、次期政権を率いようとしているのか、注目すべきですし、米大統領選が秋に控える中、今回の自民党総裁選は日米関係を含む日本の未来を大きく左右するものになります。
その意味でも、以下の記事のように、各候補の政策をフォローしていくような報道を期待したいですね。
●小林氏は「刷新感」を求める派閥横断の中堅・若手を中心に支援を受ける。19日の会見では党改革に加え、憲法改正や経済安保の強化、経済再生に力を入れる考えを説明する見通しだ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081700285&g=pol#goog_rewarded是非は脇に置くとして、派閥解体後の最初の総裁選で早速ながら、これまでとは異なるダイナミクスが生まれています。これが最終的には、政策にどのような影響を及ぼすことになるのか。これまた是非は脇に置くとして、より民主的な応答性が高まる方向性になるものと予想します。
総裁選のたびに同じようなことを書いておりますが、総裁選の仕組みに、議員も含めて党員全て1人1票となると、集権性がより強まるものと思います。