昇進減る米労働市場、買い手市場戻る-見捨てられるエントリーレベル
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人口減少している日本とは違い、アメリカでは景気に雇用が左右される幅が大きいでしょう。既存の社員が転職を回避し、自らのポジションを守ろうとするのは当然の動きですので、新たに入ろうとする人、特に勤務経験の限定的な大学新卒に一番しわ寄せが来ます。(1990年代や2008年金融危機後の日本でも起こりました)
更に、エントリーレベルのホワイトカラーの仕事は、AIに取って変わられ始めているため、より影響が深刻かもしれません。実際、若手コンサルタントの仕事はほぼ、AIで代替可能ではという感触を持っています。新卒の就職活動をしているのは、大学生活がパンデミックに大きく影響された年代で、さらに就職で苦労が続くとは、本当にお気の毒です。
人気の高い大手の金融やコンサルティング、テクノロジー領域では非常に狭き門になっているようで、インターンシップをしても内定がもらえないケースが増えているようです。足元の雇用統計の特徴でもある。
雇用の数自体は堅調だが、失業率も上昇し、ジョブオープニングも少ない。なお、失業率の上昇は、クレジットカード負債やデフォルトとセットで注目している。働かざるを得ないといけない人たち、生活が苦しくなっている人が増えているということ。
米雇用統計、5月の非農業部門雇用者数は27.2万人増-予想18万人増(2024/6、Bloomberg)
https://newspicks.com/news/10096720
米家計の二極化、経済指標で浮き彫りに(2024/6、WSJ)
https://newspicks.com/news/10104204