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【5分で理解】札束飛び交う株価競争。「GAFAM」決算総まとめ
中川 雅博NewsPicks 副編集長
GWも最終日。四半期恒例のGAFAM決算まとめです!アップルの一人負け、ほか4社は好調な決算でした。そしてズドンと落とされた巨額の自社株買いや配当のニュース。さらにとどまるところを知らないAI時代の設備投資合戦。巨人たちにしかできないバトルは激しさを増すばかりです。
決算スケジュールの都合上、毎回「GAFAM」でまとめていますが、ここでやはり注目したいのはエヌビディアです。メガクラウドの投資合戦=エヌビディアのGPU争奪戦。これがまだまだ終わりそうもないということです。今月後半に決算発表が予定されていますが、またまたどえらい数字が出てくることになるのでしょう。
【驚異】年間40%成長。医療DX「メドレー」は超ストイックだった
中川 雅博NewsPicks 副編集長
予約から問診、診療、決済、薬の受け取りまで何でもオンラインで完結する世界、常々早く実現してほしいと感じています。古くからの規制や慣習が多い中で、医療のデジタル化を愚直にビジネスにしている会社の1つが、メドレーです。
熱気がない――。瀧口社長のインタビュー前に、執務スペースを回らせてもらいましたが、驚くほど飾り気がなく、ただただ「仕事をする場所」という雰囲気。淡々と、黙々と、やるべきことをやっている。そんな空気を感じました。
上場後に成長が止まってしまう企業も少なくない中、40%成長をずっと続けているのは稀有な例です。わかりやすいBtoCのビジネスとは異なり、目立つことは少ない会社ですが、海外展開も含め今後に注目です。
【深層】「コンサル嫌い」の伊藤忠、ボスコンと異例タッグの理由
中川 雅博NewsPicks 副編集長
商売の嗅覚鋭い「右脳」の商社と、ロジカルな「左脳」のコンサル。伊藤忠とBCGが合弁会社を作りました。
伊藤忠がちょっと変わった動きをしているな。そう感じたのが、2022年に広告世界最大手・英WPP傘下のAKQAと合弁会社を設立したときです。「顧客体験コンサル」といわれる領域でした。これはまさに、アクセンチュアが「ソング」という組織でやっていることと同じ。伊藤忠とアクセンチュアがぶつかり始めた瞬間でした。
2023年には、もともと子会社だったITベンダーのCTCに4000億円近くを投じ、完全子会社化。そして、今回のBCGとの合弁です。この2年ほど、伊藤忠の“コンサル化”を追いかけてきた身としては「そう来たか」と。BCGも2023年1月にデジタル組織を再編し、日本企業のDXの要望に応えようと試行錯誤する中での動きです。
インタビューした伊藤忠の関川氏とBCGの桜井氏は「新しいコンサル像」を示したいと話します。どんな成果が出てくるのか。業界内外からの注目度も高そうです。
【3分解説】メディア事業で初の黒字化。サイバー復活決算の全貌
中川 雅博NewsPicks 副編集長
サイバーエージェントの最新決算が出ました。「ABEMA」を擁するメディア事業が、初の黒字化を達成しました。ABEMA開始から苦節8年、ようやく大きな節目を迎えたといえます。子会社のAbemaTVそのものはまだ赤字とのことですが、この黒字化の日もかなり近づいているといえます。
サッカーW杯の中継で多額の放映権料を支払い、一時は四半期で100億円近い赤字を出しましたが、スポーツコンテンツが牽引しユーザー数も着実に伸ばしています。
ここにゲームのヒットや、盤石なネット広告も加わり、業績の回復傾向は鮮明です。
2026年に社長からの引退を表明している50歳の藤田晋社長ですが、短期の業績のボラティリティには目もくれず、大胆投資を続けてきた成果がようやく目に見える形になってきました。
【トップ直撃】社員3割減。AI教材「アタマプラス」は大丈夫か
中川 雅博NewsPicks 副編集長
未上場のスタートアップは適時開示義務もないので、あれやこれやとネット上で噂されることも少なくありません。創業からわずか4年で評価額が500億円に達し、「優等生」とも呼ばれたアタマプラスも、今年に入りその一つとなりました。
創業から間もない2019年に初めて取材をして以降、アタマプラスの取材は定期的に続けてきました。私自身、学生時代に駿台でアルバイトとして働いていたことがあるので、プロダクトのインパクトもよくわかります。
ただ、稲田CEOの言葉から察するに、予備校の副教材として使われるだけでは効果が思うように出なかったということなのだと思います。
アタマプラスの教材を隅から隅までマスターすれば、効果は出る。そして駿台と手を組み、大学受験対策のカバーを広げれば、競争力を出せる。そんな狙いで、新たな戦略を描き始めたとのこと。詳しくは記事内のインタビューをご覧いただければと思います。
【新常識】AI時代、ユニコーンは「たった1人」でも作れる
マイクロソフト 日本事業に約4400億円投資へ 生成AI需要拡大で
中川 雅博NewsPicks 副編集長
AWSに続き、マイクロソフトも日本への大規模投資を表明。会社側によれば、投資額は今後2年で4400億円、これまでの2倍の水準で過去最大になります。
投資額の多くを占めるのが、データセンターへの投資です。奇しくもNewsPicksでは本日、日本列島でデータセンターが激増する様子を描いたリポートを掲載しています。ぜひご覧ください。
【深層】東京の電力を食いまくる「データセンター」乱立の代償
https://newspicks.com/news/9823585/
さらにマイクロソフトのAIデータセンターについて詳しく知りたい方は、3月に掲載した米国本社幹部のインタビューもぜひ覗いてみていただければと思います。
【解剖】マイクロソフト、AI帝国を動かす「最先端マシン」の威力
https://newspicks.com/news/9663938
【核心】「デジタル赤字」の地獄を抜け出せ。国産クラウド大号砲
中川 雅博NewsPicks 副編集長
日本列島を埋め尽くさんとばかりに、データセンターの建設ラッシュが進んでいます。生成AIを開発するには、巨大なITインフラが必要です。それを日本国内で確保せねばと、国も企業も奔走しています。本日からの2日間の特集「データセンター列島ニッポン」では、そんな現状をダイナミックにお伝えします。
そして今注目されているのが「国産クラウド」。クラウドといえばアメリカのビッグテックが独占してきました。そこに割って入ろうとしているのが、さくらインターネットです。彼らに比べれば極小の企業。しかし、学生時代の創業以来経営してきた田中邦裕社長は、今こそチャンスとばかりに巨額投資を決めました。
国産クラウドの重要性を語る田中社長の話からは、新たな時代の「安保」の形がくっきりと見えたような気がします。IT産業は国の行方を揺さぶる存在です。インタビューをぜひじっくりとご覧ください。
【AI時代の大疑問】結局「英語力」って、どこまで必要なの?
中川 雅博NewsPicks 副編集長
洋楽をよく聴いていたので、中学・高校と英語は好きな科目でした。そこから外国語大学に進み、米国留学を経て、取材でも英語を使うようになり、それなりに話せるようにはなったと思います。戦略的というよりは、やりたいことをやっていたら英語もついてきたというパターンですが、それでも「英語なんてもう勉強しなくていいよ」と言われたら、今まで自分がやってきたことは何だったのか、なんて思ってしまいます。
少し込み入ったメールを書くときは、今でも自分の表現のバリエーションの乏しさを痛感します。そんなときにChatGPTを使うと、かなり洗練されたものに仕上がります。確かにこれを繰り返していると、知らず知らずのうちにいろいろな表現が身についていることに気が付きました。参考書で勉強しなくとも、ChatGPTで"生きた英語”が学べる。AI時代の英語学習とは、そういうことなのかもしれません。
【対決】グーグルを追え。伏兵マイクロソフトが「広告」で大攻勢
中川 雅博NewsPicks 副編集長
クラウドやOfficeのイメージが強いマイクロソフトですが、実は「広告」ビジネスも年間1兆円を超える事業に成長。検索エンジンのシェアもじわりと上がり、グーグルを攻め立てています。
一方でChatGPTなど生成AIが「検索」の市場を破壊するともいわれます。人々がどんどんAIチャットを使うようになるという予測です。これは実は、マイクロソフトに有利。なぜならCopilotがあるから。
それだけではありません。広告を伸ばすアマゾンに対抗したり、ネットフリックスを助けてみたり、マイクロソフトの広告にはいろいろな顔があります。業界の新(?)勢力としては、注目に値するのではないでしょうか。
NORMAL
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