プレミアムを無料で体験

Next Billionーアフリカの路上から生まれる新産業

フォロワー715人

19本の記事

アフリカ全土で100社以上に出資し、現地名門PEとの合弁ファンドも運営するKAV。新シリーズではアフリカ版・脱炭素ビジネスの新潮流を解説します。

他 2人の投稿者

Kepple Africa Ventures ― General Partner

フォロワー715人

19本の記事

アフリカ全土で100社以上に出資し、現地名門PEとの合弁ファンドも運営するKAV。新シリーズではアフリカ版・脱炭素ビジネスの新潮流を解説します。

他 2人の投稿者

Kepple Africa Ventures ― General Partner

中国人キャピタリストが見つめるアフリカのスタートアップエコシステムー中国の存在感と動向は？

全体に公開・2023/03/02

（聞き手・翻訳・構成：長谷川リョー） ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 2022年3月、Verod-Kepple Africa Venturesにキャピタリストとして入社したYao Gao（通称オリヴィア）。今回は中国で生まれ育ち、アメリカで修士課程を修了してから、一貫してアフリカでのキャリアを志向してきた彼女にインタビュー。彼女のキャリアバックグラウンドを紐解きつつ、アフリカにおける中国と日本の対比を交えながら、アフリカのスタートアップエコシステムの今後を占っていく。

アフリカのラストフロンティアとは？2023年以降、注目の新興マーケット

全体に公開・2023/02/12

（聞き手・構成：長谷川リョー） ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 前回の記事に続く第二弾。Kepple Africa Venturesのメンバー（神先・品田・成田・山脇）が2022年のアフリカスタートアップを総括する。テック株の下落をはじめとした、グローバルな景気の悪化の影響をアフリカはどれほど受けたのか。アフリカで活発に見られたスタートアップ間のM&Aの加速。アフリカ内で有望な新興マーケットとは。エコシステムの変化を現地で目の当たりにしてきたキャピタリストたちが最前線と今後を語りました。

「ファンダメンタルが強い企業が主役になる」ーー2022年のアフリカスタートアップを振り返る

全体に公開・2023/02/06

（聞き手・構成：長谷川リョー） ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Kepple Africa Venturesのメンバー（神先・品田・成田・山脇）が一堂に会し、2022年のアフリカスタートアップを総括。テック株の下落をはじめとした、グローバルな景気の悪化の影響をアフリカはどれほど受けたのか。アフリカで活発に見られたスタートアップ間のM&Aの加速。アフリカ内で有望な新興マーケットとは。エコシステムの変化を現地で目の当たりにしてきたキャピタリストたちが最前線と今後を語りました。

エジプト・スタートアップの最前線

全体に公開・2022/12/30

（聞き手・構成：長谷川リョー） ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 前回の記事「なぜ今、エジプトに投資家が殺到しているのか」に続き、日系VC初となるエジプト/北アフリカ特化のSunny Side Venture PartnersのGP、才木貞治氏をゲストに招いた対談続編。現地カイロに移住し活動を行う才木氏に、なぜエジプトがアフリカ大陸や中東地域のなかでも注目されているのかを語っていただく。アフリカ他市場との比較、実際の投資先であるエジプトのスタートアップの事例を交えながら、なぜ今投資家がエジプトに殺到しているのかの理由を探る。

なぜ今、エジプトに投資家が殺到しているのか

全体に公開・2022/12/26

（聞き手・構成：長谷川リョー） ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 今年、日系VC初となるエジプトを含む北アフリカ地域をメインマーケットとする1号ファンドを組成したSunny Side Venture Partnersの才木貞治氏を対談ゲストにお招きした。現地カイロに移住し活動を行う才木氏に、なぜエジプトがアフリカ大陸や中東地域のなかでも注目されているのかを語っていただく。アフリカ他市場との比較、実際の投資先であるエジプトのスタートアップの事例を交えながら、なぜ今投資家がエジプトに殺到しているのかの理由を探る。

環太平洋から環インド洋の時代へ。【アフリカ／インドVC対談 - その２】

全体に公開・2022/11/20

（聞き手・構成：長谷川リョー） ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ※前回の投稿「アフリカvsインド：各地域で活動する投資家が語る最前線」からの続きとなります。 2022年3月、総額3億米ドル（約348億円）の投資枠を持つ「MUFGガネーシャ・ファンド」を立ち上げ、インド・ムンバイで同ファンドを運営する三菱UFJ銀行の吉田健太氏を対談ゲストにお招きした。向こう数年で中国の人口数を抜き、世界最大規模のマーケットへ成長することが予想されるインドのスタートアップ・エコシステムの最前線で起きていることとは？

アフリカvsインド：各地域で活動する投資家が語る最前線

全体に公開・2022/11/09

（聞き手・構成：長谷川リョー） ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 今回は2022年3月、総額3億米ドル（約348億円）の投資枠を持つ「MUFGガネーシャ・ファンド」を立ち上げ、インド・ムンバイで同ファンドの投資担当を務める三菱UFJ銀行の吉田健太氏を対談ゲストにお招きした。向こう数年で中国の人口数を抜き、世界最大規模のマーケットへ成長することが予想されるインドのスタートアップ・エコシステムの最前線で起きていることとは？

ブロックチェーンの進化はアフリカから始まる

全体に公開・2022/10/30

（聞き手・構成：長谷川リョー） ※ 前回の記事「なぜアフリカで“Web3”が大きな可能性を持つのか」の続きとなります。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 2022年8月、Kepple Africa VenturesはEMURGO AfricaとのアフリカWeb3分野における戦略的提携を発表した。今回は、EMURGOの吉田洋介氏を招き、アフリカにおけるWeb3の可能性について対談を行った。なぜ先進国よりも新興国でこそクリプトやブロックチェーンはポテンシャルを発揮しうるのか。日本のVCだからこそアフリカで発揮できる強みとは。アフリカのスタートアップエコシステムが乗り越えなければいけない課題とは。具体的な事例を交えつつ、リアルな現状の課題、そして未来へ向けたプロジェクトの詳細を語る。

なぜアフリカで“Web3”が大きな可能性を持つのか

全体に公開・2022/10/20

（聞き手・構成：長谷川リョー） ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 2022年8月、Kepple Africa VenturesはEMURGO Africaとのアフリカweb3分野における戦略的提携を発表した。今回は、EMURGOの吉田洋介氏を招き、アフリカにおけるWeb3の可能性について対談を行った。なぜ先進国よりも新興国でこそクリプトやブロックチェーンはポテンシャルを発揮しうるのか。日本のVCだからこそアフリカで発揮できる強みとは。アフリカのスタートアップエコシステムが乗り越えなければいけない課題とは。具体的な事例を交えつつ、リアルな現状の課題、そして未来へ向けたプロジェクトの詳細を語る。

【中南米編】エルサルバドル：法定通貨ビットコインに関する現場レポート by 中山さん

全体に公開・2022/08/22

皆さま、こんにちは！今回は特別企画として、ブラジルベンチャーキャピタルの中山さんより、ビットコインが法定通貨になって早1年が経とうとしているエルサルバドルから現場レポートをしていただきます。品田：私は2018年に観光でエルサルバドルに行きましたが、その時は、とにかく風光明媚な未開発リゾートという感じで、まさかビットコインが法定通貨になるなんて想像もしませんでした。中山：まず簡単にエルサルバドルに行った背景をお話ししますね。一番のきっかけは2021年9月にビットコインを法定通貨としたことです。これが実社会でどういうインパクトになるのか、実際実用面で時間やコストの問題があると言われている仮想通貨がどう使われているのかを見たいと思っていました。

【対談②】南米・アフリカにおけるデジタル化の発展形態

全体に公開・2022/06/29

前回は「日本企業とアフリカ市場・南米市場」というテーマでブラジルベンチャーキャピタルの中山さんと対談を開始しました。今回は第二弾です！日本よりもデジタル化が進んでいる？中山：品田さんはアフリカに住み始めて何年くらい経つんですか？品田：ナイジェリアに累計で８年目です。中山：僕は１０年ブラジルにいますが、住んでみて意外と日本より進んでいると思うことってないですか？品田：ナイジェリアはNIBSS(Nigeria Inter-Bank Settlement System)という銀行間の決済システムが機能しており、異なる銀行間で送金や支払をおこなっても、瞬時で双方に反映され、携帯電話に通知が飛んでくるので便利ですね。

日本企業とアフリカ市場・南米市場

全体に公開・2022/06/03

こんにちは！いよいよ、Brazil Venture Capital 中山さんとの対談を開始します。今回は、日本企業の関心の強いスタートアップが、アフリカと南米でどう違うのか、という点を中心に話をしてみました。品田：中山さんの人生のKPIは「ブラジル・南米に日本から連れて行った人の数」というのはすごく面白いですよね。中山：もともと南米に来た背景に、日本に余力があるうちに、海外市場に出ていかないと、という思いがありました。ただ、実際南米に来てみると日本から遠い経済圏で誰も南米のことを知らない。これじゃまずいな、と思ったんですね、ついこの前まで何も知らなかった自分を棚に上げて（笑）一方で、こうしてスタートアップ投資をするようになって、現地でこの分野で仕事をしている日本人がいないので、「スタートアップ」「イノベーション」「テクノロジー」といったキーワードが絡めばひとまず私のところにお話が来るようになったんです。

南米ｘアフリカ VC対談企画を開始します！ゲスト：中山充さん

全体に公開・2022/05/23

皆さま、こんにちは！本トピックスの新企画として、ブラジルを拠点に南米のスタートアップに投資されている、ブラジル・ベンチャー・キャピタルの創業者である中山充さんをお招きします。大西洋を挟んで向かい合う南米とアフリカは、どちらもスタートアップ・エコシステムが急成長している新興国市場です。中山さんと私たちは、それぞれの市場でスタートアップ投資の最前線を開拓する日本人として志を共にし、切磋琢磨してきたよき友人です。私たちはこれまで機会がある毎に（ほとんどが飲みの席ですが笑）、二つの市場を比較し議論してきましたが、あらためてこちらのトピックスで包括的に対談してみたいと思います。日本においても、東南アジアやインドのスタートアップ事情については様々な情報ソースが存在していますが、南米とアフリカに関しては、まだまとまった情報が少ないので、読者の方々の関心を広く喚起し、新興国の中でも最もエネルギッシュな二つの市場についてその実態を深く知って頂く機会にできればと考えております。

アフリカVC投資の最前線（その１）

全体に公開・2022/03/21

こんにちは！日本は花粉症が辛い季節と聞きますが、私が住んでいるナイジェリアのラゴスは、乾季が終わり、もうすぐ雨季が始まるところです。ちょうど先月くらいまではハマターンといって、サハラ砂漠の砂が貿易風で飛ばされてきて空を舞っている状態が続いていましたが、いまは突き抜けるような青空と、赤道直下の太陽がまぶしい毎日です。さて、2021年、アフリカのスタートアップ投資金額は5000億円を突破し、過去最高となりました。3年間で約5倍も投資金額が増えており、このことは、スタートアップの成長が加速しているのみならず、その成長資金の出し手である投資家の顔ぶれや、投資の仕方にも大きく変化が起きていることを意味します。

【デジタルバンクの覇権争いが始まったナイジェリア】（その２）エージェントバンキングを展開するTeamApt

全体に公開・2022/02/12

ナイジェリアの品田です。すっかり更新が遅れてしまいましたが、今年も宜しくお願い致します！（年末年始は日本に一時帰国していました。）前回の記事では、ナイジェリアにおいて、2020年に中国系のスーパーアプリOpayがラゴス州政府によるバイクタクシー全面禁止の実行によって、バイクタクシー事業が大打撃を受け、Opayのスーパーアプリ構想も大きく失敗した際の状況をご紹介しました。今回は、Opayの競合であり、現在ナイジェリアでもっとも成長が著しい、デジタルバンクのスタートアップであるTeamAptについてご紹介したいと思います。年間5兆円の取引金額 TeamAptの年間取引金額は5兆円に達します。ナイジェリアのGDPはアフリカ最大ですが、日本の約1/10でざっくり50兆円です。創業2015年のスタートアップであるTeamAptは2019年から2021年の2年間で売上を138倍に増加させ、現在の規模に至りました。TeamAptのビジネスモデルとは一体、どのようなものでしょうか。

【デジタルバンクの覇権争いが始まったナイジェリア】（その1）：「スーパーアプリ」モデルの失敗

全体に公開・2021/12/25

現在、銀行口座を持たない人々に金融サービスを提供するデジタルバンク市場が急速に伸びている。ナイジェリアでは、中国系のOpayと現地系スタートアップのTeamAptが拮抗しており、デジタルバンク覇権抗争の火蓋が切って落とされている。しかし、この両者を論じる前に、まずはデジタルバンクの取り組みがアフリカよりも進んでいるラテンアメリカ・東南アジアの動きを見ていきたいと思う。ラテンアメリカ・東南アジアで先行するデジタルバンク今月、ブラジルNubankが500億ドル規模のIPOを実現し、ラテンアメリカにおいてネオバンクが既存の銀行モデルを塗り替えていく状況に世界中の注目が集まった。Nubankは自社で銀行ライセンスは保有していないが、ユーザーに対してクレジットカード発行から、決済、貯蓄、投資、借入、保険まで幅広く提供しており、デジタルバンクとして既存の銀行サービスに真正面から対抗している。これは、ネオバンク/チャレンジャーバンクとしてデジタルバンクのサービスに特化したモデルであると言える。そして、Nubankが展開するブラジル、メキシコ、コロンビアの3カ国は、ラテンアメリカ全体の人口の60%、GDPの61％を占める巨大市場だ。

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか