スロバキア首相が銃撃され重体、暗殺未遂か-容疑者拘束
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容疑者は71歳のスロヴァキア人男性。現行犯で、現場で取り押さえられました。
フィツオ首相が、道路沿いに集まった一般人と握手などして交流している時に、3発撃たれました。1発は腹部です。
https://twitter.com/AmichaiStein1/status/1790766229143080984
容疑者は、自分の詩集などを出版している著述家ですが、犯行後に逮捕された後、フィツオ首相のメディア取締まり政策を非難する発言などをしています。
それ以外には、動機や背後関係の有無はまだ不明です。
フィツォ首相は、社会民主主義政党の党首で、3度首相に選出されているベテラン政治家ですが、
・反ワクチン、WHOを激しく非難
・反移民、反イスラーム
・ウクライナへの支援派やめるべき
などの政策をもっています。
多くの国内国外のメディアについては、「ジョージ・ソロスの手先である」と主張して、激しく非難しています。推測でしかないがロシアに融和的だったフィツォ首相がウクライナ寄りの発言をしたことにより裏切り者と思われたのかもしれないし、新たに大統領や当選したペレグリニ氏(4月に大統領選挙があり新ロシア派としてフィツォ首相に近いペレグリニ氏を擁立していた)はかなりの新ロシア発言でフィツォ首相と近しいと思われていただけにブレる院政を嫌った某国のはかりごとという線も捨てきれない。いずれにせよ、日本しかり事件はしっかり原因究明を求めたいが、まかり間違っても世界大戦にならないよう、御無事を祈る。
昨年の選挙キャンペーンでは、ウクライナへの軍事支援を終了することを公約に掲げ、ロシア寄りのスタンスを示し、国内においては、特別検察庁の廃止、汚職防止機関の削減などで、国内外で大規模な抗議を引き起こしています。政治手法、政策はトランプ風と評され、以前から言動や行動が注目されていたようです。
中央集権の鑑のような政治家のようですが、そんな内閣、スロバキアのみならず、どの国でも必要ないと言う風潮がこれからまだまだ増えて行きそうですね。
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