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4月のインフレ率289% アルゼンチン、前年同月比

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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    インフレ率が下がりそうなことを理由に政策金利(リバースレポ金利)を先月も引き下げたアルゼンチンですが、異常気象で農産物を中心に食品価格が上がる不運に見舞われた上、労使交渉の縺れで最低賃金を大幅に上げるなど、ミレイ新政権も苦労しているようですね・・・

    私が中学生だったころ、先生が、アルゼンチンは豊かな農業国で国民の所得も高いと教えてくれました。パンパをバックに民族衣装の若い女性が明るく微笑むむ教科書の写真に、いつか行ってみたいと憧れを抱いたものでした。ところがその後、アルゼンチンの政府が放漫財政で借金を積み上がて、私が大学を卒業して就職し、銀行の国際企画部門で働き始めた1980年代の初めころ、米国が今と似たインフレ状態に陥って金利を引き上げた途端に財政破綻を起こして経済が混乱し、その後は立て直しが上手く行かず混乱に混乱を繰り返し、今では昔の豊かさは見る影さえなくなりました。

    ヨーロッパで実質的に財政破綻したギリシャは小さな国でEUに属す他の国々が助けることが出来ましたが、全ての国がそうして貰えるものではありません。元本に利息を加えて借金の借り換えが出来る限り財政は破綻しませんが、無茶な政策が積み重なって信用が無くなって借り換えが難しくなった時、危機は突然やって来る。リスケだ、ヘアカット(債務の切り捨て)だという1980年代の騒ぎを経験して私が得た教訓です。

    アルゼンチンを含む過去の破綻国はほぼ例外なく、政府が赤字というのみならず、政府と民間を合わせた国全体が赤字という状態でした。政府債務の対GDP比がアルゼンチンより高い我が国ですが(日本252%、アルゼンチン155%、2023年IMF推定)、幸い、経常収支はまだ黒字を保っています。しかし、キャッシュフローベースの経常収支は必ずしも黒字で無いと囁かれ始め、円安とインフレが進み、諸外国による国債保有比率がじわじわ上がる状況を見ていると、幾許かの不安を覚えないでもありません。財政拡張と異次元緩和の組み合わせが水面下で産み出すリスクです。


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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    ちなみに過去1年、世界の株価指数で1番上昇率が高いのがアルゼンチンで、上位にはナイジェリア、エジプト、ザンビア、トルコなど並びます。日経平均は大体10位前後になります。ダウは30位前後。

    高インフレの国ほど自国通貨建てで見た株価指数の上げ幅は大きく、反面通貨安傾向にあります。日本をどう解釈するかは興味深い論点です


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    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    アルゼンチンなどは、自国民がインフレヘッジで自国株を買っている。外国人投資家にはハイリスクだからでしょう。他方、日本では、自国民はNISAで収益が見込める海外株を買い、外国人が割安な日本株を買う。

    グローバル化した日本企業が持つ良いアセットに外国人が目を付ける反面、そこから生まれた収益が日本に還流しないという構図が、株にも表れているように私は感じています。


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