髙橋洋一「ホリエモンがフジテレビを買収していたらいまごろAmazonプライムみたいなことになっていたかも」世界的IT企業が日本で育たない理由とは?
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注目のコメント
思考実験としては面白いと思いますし、そうなってくれればと思いますが、残念ながらそうした未来はなかったと思います。
名著『イノベーションのジレンマ』で論じられているように、既存の大企業はつねに新興企業に脅かされる存在です。フジテレビのような企業から、Amazonプライムのようなサブスクビジネスが出てくることは、まずあり得ません。すでにそうなっていますが、凋落が分かっていても従来の産業にしがみついてしまうのです。
出版業界も同じですね。オンラインメディアは比較的、出版社系が優位ですが、これは珍しいことだと思います。NewsPicksがユーザーを集めているのも、外部の挑戦者だったからです。
今年2月、ユーザーベースは写真や見出しの無断使用を認め、著作権侵害について謝罪しています。すでに問題は解消していますが、初期のNewsPicksがユーザーに熱狂的に受け入れられたのも、法律的な問題より、ユーザーの使い勝手にフォーカスしていたからです。ここにジレンマがあります。当時のライブドア側の中の人(とはいってもタダの一般社員)でしたが、全て綺麗に歯車回れば、楽しいことになってたと思いますよ。ただ、if話なのでね。語り出したらキリが無い。
記事本文は既得権益について。というより、前例踏襲文化。判断は面倒くさいんですよ。よくわからないものはなかったことにする判断。この文化が小さくならないとそもそもチャレンジもなにもないと思う次第です。これはホント同感。フジテレビ買収があの時に起きていたら、今ほどテレビの凋落は無く、テレビとインターネットとの融合が日本発で起きていたかもしれない。
でも既得権益者に潰されたよね。
ライブドアの会計不正って、あれは百歩譲っても、金融庁が有報訂正をさせれば良かっただけ。
会計基準としては、あの時点の会計基準であれを会計不正と断ずることは無理筋。だから有報訂正させるくらいが関の山だった。なのに司法は強引に有罪にした。
司法は経済事件は適切に判断できないんだな、とこの時思ったよね。