ジョージアで“スパイ法案”に対する抗議デモ続く アメリカ人やロシア人を含む20人拘束
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この記事でいう「スパイ法案」こと「外国の手先」法案は、ロシアにも同名の法律があって、多くの非政府系メディアやNGOが逮捕者を出しています。
今ジョージアで起きていることは、ウクライナやアルメニアで起きてきたことと同じ、
ロシアの依存した国となるか、
欧米の一員となるか、
という国を2分する政治闘争です。
現在は、2014年の、ウクライナでいわゆるマイダン革命が起きた時期と似ています。
政府与党「ジョージアの夢」は、もともと別に反欧米という訳でもなく、EUに入りたいとも言ってきましたが、近年はロシア寄りの姿勢に傾いていると見られ、国内の対立が先鋭化しました。
本来、2024年10月までには総選挙が予定されており、そこで決着をつけることもできたかもしれませんが、
政府与党への反対運動は連日大規模で、大統領は明確に「ジョージアの夢」を非難し、政府与党から造反議員も出てきたので、総選挙を待たずして、政権が覆るかもしれません。
親EU派の政権ができるかもしれませんが、
EUに入れてもらえるなら入りたい、というのは国民の大多数でしょう。
しかし、ジョージアがEUに加盟するのは、ウクライナ以上に困難でしょう。
そして、ロシアが介入してくる、というのがやはり一番恐ろしい、というのはジョージア国民もみな承知していることです。欧米の一員になるということは、DNAを無視して、経済的な原則だけで動く無機質な社会へと改造され、生物的な適応度が下がり、移民国家になり、最後は内戦になるという事だ。
生物学的適応度最大化 > GDP
が無視できない生物の原則です。生物は本質的に集団的です。それを無視して、反生物的な普遍主義をプロパガンダとして広め、移民を入れて共同体を破壊するのですから、これは冷たい戦争と同じなのです。アメリカは世界中の国民国家を破壊して無歴史的な場所に変えることを目的にしています。
自由主義国の普遍的価値観は、サイレントインベージョンの合法化、移民の推進、民族共同体の破壊です。
敵は、国境を解放するためのあらゆる情報戦を仕掛けてきます。
利益相反関係である外国人は他国に内政干渉しては行けないのです。人間は自国では反自由主義と権威主義を支持し、他国では自由主義と移民拡大を支持するのです。