【ミニ教養】日本人は働かない、という新事実
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色々なファクトを見ながら、定義を確認したり疑ったり、わからないところは分からない、ときちんと述べているという意味では知的態度としてとても好感を持てる記事でした
国際比較はそもそも誰を母集団にしているのか、「労働時間」の定義は何か(休憩時間を除いているか、など)などなど難しい気がしましたが、少なくとも信じられるのは日本の時系列での下がり方と、アメリカ含めたエグゼクティブレベルや新産業を支えるスタートアップは今も昔も猛烈に働いているということでしょうね
日本の状態を、モーレツブラックから脱したと捉える見方もあるし、働きやすさが向上したが働きがいの疎外が起きている、一律の規制は世界のモーレツと戦わないといけない産業や役割の人の足かせになってるという部分もあるようには感じますね下記は個人的な体験・体感でしかないのでご注意を。
もう、何十年も前から「日本人は働き過ぎ。海外の人はよく休む。」と言われ続けてきており、そのたびに私は違和感を感じてきました。NPでも何度か発言しています。海外の知り合いや、海外に住んでいたときに見てきた人はとにかく働きます。給料が高いエグゼクティブと言われる人ほど働く印象です。日本語で言う「重役出勤」とは全く逆です。
「日本人は働き過ぎ。海外の人はよく休む。」という言葉を聞くたびに「世の中でまことしやかに言われていることは8割がいい加減。きちんと自分で検証すべし」と心に誓うことにしています。日本は貿易黒字の削減が課題だった時代に導入された政策を見直す必要があります。代表例は休日の増加です。海の日、山の日、みどりの日、休日と日曜が重なった場合の翌日振り替え休日、などです。日本人は働き過ぎ→もの作り過ぎ→輸出増加→貿易黒字増加→日米貿易摩擦→日本叩き→輸出抑制と内需拡大要請→休日増加、という流れでした。この国の問題は今や正反対の貿易赤字、そして円安です。